参政党(※元 自民党)の神谷宗幣は発達障害の性格破綻者だった

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777 政治 関係投稿集
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参政党初の“単独”提出法案で「日本国国旗損壊の罪」新設へ…神谷代表「他国の国旗損壊はダメで自国の国旗は良いというのはいびつ」

 

 

参政党は27日、議員立法「刑法の一部を改正する法律案(日本国国旗損壊罪)」を参議院に提出した。 夏の参院選の結果、議席を大幅に増やしたことで、結党以来初めて参政党単独での法案提出が実現した。 法案提出後、取材に応じた神谷代表は、「刑法上、外国のものに対する刑罰はあったが、日本の国旗には無かった。先の参院選の時に、日本の国旗にバツ印を付けるなどして街頭演説を妨害してくる人たちがいた。これは国家に対する冒涜(ぼうとく)にもなり、早めに法制化しようと考えた」と、法案提出の背景を説明した。 刑法は、「外国に対して侮辱を与える目的で、その国の国旗その他の国章を損壊し、除去し、又は汚損した者は、2年以下の拘禁刑又は20万円以下の罰金に処する(刑法92条)」と罰則が明文化されている。 参政党は提出した法案で、刑法に「日本国国章損壊の罪」という章を新たに加え、「日本国に対して侮辱を与える目的で、日本国の国旗その他の国章を損壊し、除去し、又は汚損した者は、2年以下の拘禁刑又は20万円以下の罰金に処する」と定めることとした。 神谷氏は、「他国の国旗は(損壊が)ダメで、自国の国旗は良いというのは、いびつだった。他国の国旗も大事にすべきだし、自国の国旗も大事にされなければならない。同じように扱うという、至極まっとうなものを要求した」と、提出の意義を強調した。 また、自民党日本維新の会が交わした連立政権樹立の合意書で、2026年の通常国会で「日本国国旗損壊罪」の制定を目指すとしている点に触れたうえで、神谷代表は「独り占めする気は更々ない。なるべく多くの合意を取り付けて法制化したい」と述べ、法案成立に向けた協力を与党に呼びかけた。

https://news.yahoo.co.jp/articles/22c602ffe4173293a7d37451fa1e5c76b5e180f7

 

 

内田樹さんに聞く!/自民総裁選、5候補の対中外交は?/米国は内戦へ?!/参政、品川街宣の熱狂「日本人ファースト」の行き着く先」/豊田真由子氏が見せた涙/高市早苗氏の鹿発言
望月いそことオッカ君チャンネル 2025/10/01


#望月衣塑子 マジでオススメ回❗ 思想家の #内田樹 さんを迎え、自民党総裁選と5人の候補が示す対中外交の姿勢、アメリカ政治の混乱と内戦の可能性、そして「 #日本人ファースト 」を掲げる #参政党 の街宣の熱気を読み解きます。大義名分を掲げた暴力の危険性、人間の「破壊衝動」と熱狂政治の親和性についても警鐘を鳴らしました。さらにトランプ政権や極右運動との比較から、日本政治が直面する課題を照射。外交・安全保障、国内の分断、民主主義の行方を考える重要な対話です。

 

 

ヒトラーやトランプ、プーチンの演説が心に刺さる理由!演説が上手くなる秘密
https://a111111.hatenablog.com/entry/2025/09/18/073855

 

古谷経衡さんに聞く!/ #参政 はトンデモ人材がたどり着く最後の地? /参政の支持率下落、国民民主が再びトップに/新著「参政党と神谷宗幣」執筆の舞台裏
望月いそことオッカ君チャンネル 2025/09/17


爆笑続きでした❗ 新著を書き下ろしたばかりの作家 #古谷経衡 さんを迎え、#参政党 の現状を #望月衣塑子 と語ります。支持率が下落し、#国民民主 が野党トップに返り咲いた背景、#神谷宗幣 さんのワンマン体質や内部対立、そして「参政現象」の限界と今後の展望を冷静に分析します。次期総裁選との関係や高市氏が総裁になった場合の影響についても徹底検証します。

【目次】
00:00 オープニング/古谷経衡さん出演
03:00 新刊『参政党と神谷宗幣』執筆の舞台裏
05:00 参政党支持率下落と国民民主の浮上
08:00 神谷宗幣のワンマン体質と支持層の特徴
12:00 石丸新党との比較と限界
20:00 衆院選戦略と比例復活シナリオ
26:00 自民党公明党との関係性と連立の可能性
36:00 内部対立・元メンバーの離反
46:00 神谷宗幣の個性と「DIY政党」の行方
52:00 総裁選が参政党に与える影響/高市総裁なら?
59:00 今後の解散時期と学会の影響
1:02:00 論壇フェス出演告知・クロージング

 

 

山本太郎】参政党にボロ負け??...メディアでは放送されない恐ろしい内容!!事実れいわ新選組はテレビ新聞での露出が極端に減少...これから大変な事が起きていきます!!統一教会関連企業は〇〇です。
山本太郎【れいわ新選組】切り抜き動画チャンネル 2025/09/11

 

参政党神谷が酷すぎる
哲学系ゆーちゅーばーじゅんちゃん 2025/09/08

 

 

【緊急速報】神谷さん逃げて!百田尚樹さんが神谷宗幣にブチギレてます!! 【日本保守党 参政党 武田邦彦
武田邦彦 非公式ブログ 2025/08/17

 

 

【党員同士の下半身事情】神谷から怪しいアプローチを受けた元参政党女性党員の証言がやばすぎる
根本りょうすけ 2025/08/19

 

 

自ら命を絶った神谷の元秘書・平岡氏の元同僚が、平岡氏が神谷から受けた酷すぎる仕打ちを暴露
根本りょうすけ 2025/08/20

 

 

【緊急特別対談】金子勝×浜矩子
日刊ゲンダイ 2025/08/14


経済学者のお二人だが、共通項がある。反アベノミクスで激しい論陣を張った同志なのだ。アベノミクス全盛時代、その政策への批判は異端視され、TV局などで排除された論客も多かった。それでも「おかしい」と言い続けた二人が、初めてYOU TUBEで対談する。
折しも金子勝氏は「フェイクファシズム」という本を上梓したばかり。浜氏は「フェイクニュースに騙されない経済学」という講座を日刊ゲンダイデジタルで展開中。異色の二人の化学反応は必見。

 

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神谷宗幣はインターネット上で「学校やマスメディアでは聞けない情報」を発信する場を立ち上げた。現在も続くYouTubeチャンネル「CGS」(チャンネルグランドストラテジー、Channel Grand Strategyの略)を開設し、政治や歴史、経済をテーマに保守系の言論人を招いた対談動画の配信を開始した。

「CGS」には、小名木善行、山岡鉄秀、河添恵子杉田水脈、赤塚高仁なども出演し、ホツマツタヱや縄文、コミンテルンによる支配、GHQの日本洗脳など多様なテーマのコンテンツが配信されている。


ChGrandStrategy - YouTube
https://www.youtube.com/@ChGrandStrategy/videos
https://www.youtube.com/@ChGrandStrategy/playlists

 

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神谷宗幣のあまりにもヤバすぎる話。。。思った以上に危険で闇が深い参政党🥶 藤村あきこ × 根本りょうすけ × サルサ岩渕 三者対談 中編 2025/8/7




【対談】ジャーナリストサルサ岩渕さん 根本りょうすけさん 参政党は反グローバル偽装!真の姿は全体主義ナチスの大衆煽動をコピーか?ナチス党の再来
巫女ねこちゃんねる 2025/08/08



藤村あきこ氏、サルサ岩渕氏と参政党のヤバさについて語り合った
根本りょうすけ 2025/08/08

 

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参政党の「水事業を外資に売った」は間違い 反グローバリズムの煽りに警戒せよ朝香豊の日本再興チャンネル 2025/08/13

 

デタラメで危険な「反グローバリズム」論 日本共産党と主張は大差なし
朝香豊の日本再興チャンネル 2025/08/01



「失われた30年」はグローバリズムのせいではない
朝香豊の日本再興チャンネル 2025/07/27




参政党の安直な「新自由主義」批判 グローバル資本主義は世界に大きな貢献をしている
朝香豊の日本再興チャンネル 2025/07/24



MMTの誤り こんな理論を信じちゃいけない
朝香豊の日本再興チャンネル 2025/08/07

 

朝香豊の日本再興チャンネル - YouTube
https://www.youtube.com/@Yutaka-Asaka/videos
https://www.youtube.com/@Yutaka-Asaka/playlists

 

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武田邦彦】元幹部「参政党の闇、すべて教えます」【参政党/武田邦彦/神谷宗幣
まっすぐ日本 〜時代の羅針盤〜 2025/08/09

 

内田樹【参政神谷氏は「自分ファースト」】3周年記念イベント、特別公開版/内田樹×藤永のぶよ×川中だいじ×尾形聡彦(アーカイブ販売は8/16まで)
Arc Times 2025/08/10

 

 

参政党ら極右の台頭/オーガニックとファシズムの歴史/参院選 「排外」報じぬ大手メディア(内田樹×尾形聡彦)【7/10(木) 19:30~ プレミア配信】

 

参政党の正体/参院選と右翼の現在地/戦後80年 無謀な国のいま (古谷経衡×尾形聡彦)【7/4(金) 20:15~ ライブ】

 

【前半無料パート】番組100回目放送! 古谷経衡氏生出演!『参院選総括・日本政治の行方・戦後80年」(2025年7月24日20:00~生配信)

『エアレボリューション』100回目の配信には古谷経衡氏が登場!

参院選は、自公過半数割れの一方で、国民、参政党の躍進で、日本の右傾化が進んだように見えるが…歴史の転機になるのか!? 負けた自民党は石破総理退陣論が強く吹くが・・・果たして、日本の政治の行方は? 一方で、参政党に注目が集まる中、戦後80年、沖縄基地問題、ガザ、ウクライナなどが後景と化してしまった。 わたしたちは、戦争というものときちんと向き合うべき時代なのに。 番組前半は古谷氏の最新刊『激戦地を歩く』をテキストに太平洋戦争を検証し、戦争について論考を深めます。

古谷経衡×島田雅彦×白井聡というメンバーで熱い議論を交わします。

 

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【炎上】参政党(※元 自民党神谷宗幣発達障害」全否定がヤバすぎた【パワハラ
健司が斬る!【深掘り事件考察】2025/07/23

 

発達障害者が起こした犯罪

健司が斬る!【深掘り事件考察】 - YouTube
https://www.youtube.com/@bless-channel/playlists
https://www.youtube.com/@bless-channel/videos

 

発達障害者の体験する世界
http://www.asyura2.com/20/reki4/msg/422.html

反社会的人格障害者が何故か女性に好かれる理由
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/900.html

 

参政党 神谷宗幣の正体
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14017865

参政党が〝カルト〟と言われる理由6選|宇宙パワーのクシを販売、波動の米
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14147926

世界は極右ファシスト貧困層から支持される「フェイクファシズム」の時代に入った - 777ブログ
https://a111111.hatenablog.com/entry/2025/07/12/015825

 

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神谷宗幣 - Wikipedia

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%A5%9E%E8%B0%B7%E5%AE%97%E5%B9%A3

 

神谷 宗幣(かみや そうへい、1977年昭和52年〉10月12日 - )は、日本政治家実業家参政党代表兼事務局長[5][6]参議院議員(1期)を務める。福井県高浜町出身、石川県加賀市在住[7][8]

2007年から大阪府吹田市議会議員を2期6年務め、2010年に「龍馬プロジェクト」を開始し会長を務めた[5][7]2012年の衆院選自民党から、2015年の大阪府議選無所属で立候補し、落選した[5][9]。2013年に「株式会社グランドストラテジー(現:イシキカイカク株式会社)」を設立し、マコモ関連商品などの販売を手掛けた[10][PR 2]。2020年に発起人として参政党を設立、2022年の参院選比例区から当選した[5][8]陸上自衛隊予備自衛官三等陸曹(参議院議員に当選したことにより退職)[4][11]

著書に『大和魂に火をつけよう』『子供たちに伝えたい「本当の日本」』『参政党Q&Aブック 基礎編』『情報戦の教科書-日本を建て直すため『防諜講演資料』を読む』『参政党ドリル』『デジタル戦争の真実』(いずれも青林堂)などがある。

来歴

福井県大飯郡高浜町生まれ[4][12]。「宗幣」という名前の由来は、当初沖田総司の「総司」の予定だったが、「そうじ」だと学校の掃除の時間に「掃除」と言われていじめられるかもしれないという母親の反対で、「そうへい」となり、神社で良い画数をみてもらい、「宗」と、神道のお祓い時に使う「」の漢字に決まった[1]。両親は地元でスーパーマーケットを経営し、地域では名士として知られていた[13]福井県立若狭高等学校理数科に進学し、同校在学中には高校生クイズ福井県代表として出場した[PR 3][13]

1996年に高校を卒業後、大阪府吹田市に移り[PR 3]関西大学文学部史学地理学科(現:総合人文学科)に入学[PR 3][13]。大学3年修了後に1年間休学し、カナダの語学学校で他のアジア諸国の若者と交流したのち、バックパックで18カ国を8か月間旅する経験を通して視野を広げた[14][13]。こうした経験から日本の若者の意識改革の必要性を感じ、教育を通じて社会を変えることを志して政治家を目指すようになった[14][15]。また、高校時代までは左派寄りの思想を持っていたが、帰国後に小林よしのりの『戦争論』など保守的論者の著作に触れ、祖父・父・叔父が学んでいたモラロジーの教えに理解を深めるようになった[16]

2001年に同大学卒業後、福井県立若狭東高等学校英語世界史講師を務める[PR 3][12]

2002年、実家が経営する有限会社カミヤストアー(食品スーパー)[PR 3]の店長に就任し、経営の立て直しを図るが、最終的に倒産を経験する[14][17]。また、健康を害し帯状疱疹などに悩まされるなど体調が非常に悪化していた時期に、食事を変えるようアドバイスされて健康を回復した経験から、食べ物の大切さを痛感したという[1]

2003年、福井県立若狭東高等学校に講師として再赴任。

2004年、関西大学法科大学院に入学し、2007年に修了、法務博士(専門職)取得[4][PR 4]。在学中に議員インターンシップで地方議員の活動を知り、地方議員になることを考える[15]

2007年2月、吹田市のWebサイトで2ヶ月後に市議会選挙があることを知り、選挙直前に立候補を決めた[14]

吹田新選会時代

2007年4月、大阪府吹田市議会議員選挙に立候補し、初当選した(2,663票)[18][19]。1人会派「吹田新選会」を立ち上げ、翌2008年に石川勝市議が加わり2人会派「吹田新選会」となった[20][PR 5]吹田市議会では、教育問題に特化して質問を行い、卒業式で「日の丸・君が代」を行うように発言した。当時の市議会は共産党が第一党だったため、以後、「右翼」と呼ばれて孤立した[21]。吹田新選会において、高橋史朗の推進する「親学[注釈 1]」を推奨し[21][PR 6][PR 7]、大阪で親学推進議員連盟も発足した[PR 8]。神谷は教育について高橋から指導を受けてきたと述べている[PR 9][注釈 2]

2008年5月、森友学園塚本幼稚園を訪問し、幼児たちが教育勅語を暗唱する様子を視察した[PR 10]

2009年2月、神谷が中心となり、当時の橋下徹大阪府知事大阪府下の若手市議が子どもの教育や学力について話し合う「大阪教育維新を市町村からはじめる会(教育維新の会)」を結成した[21][33][PR 11]

2010年、「大阪維新の会」の結党時にも誘われたが、方向性の違いから参加を断った[21][34]週刊文春2012年2月16日号には、神谷が橋下を批判する記事が掲載された。神谷は、親学を推進したい旨を橋下に提案したが、「親学はよそでやって下さい」と言われたなどとして批判した[21]

2010年、関西政治家連盟代表に就任。同年6月5日、林英臣[注釈 3]政経塾のメンバー5人と「龍馬プロジェクト」を設立し会長に就任した[PR 12][37]。このプロジェクトを通じて、保守系の地方議員や首長の政治家ネットワークを構築し、人脈を広げた[18][19][38][39]。同年9月、神谷は龍馬プロジェクトの始動スピーチを「にんげんクラブ[注釈 4]」の支部リーダー・プログラムで行った[45]。龍馬プロジェクトは「若手議員が地方から日本を変えていく」をキャッチコピーとし、日本の伝統や天皇制を重視する姿勢を示している[19]。同プロジェクトのWEBサイトには

「私たちが住む日本は、紀元前から続く天皇家を中心とした世界で最も長く存続している国家です」「日本は天皇という親を中心とした家族国家というスタイルであり、古代より『和』を大切にして発展してきた国家」

と書かれている[19][注釈 5]。また、2014年に『古事記』の紙芝居を作成し[PR 13]、全国の神社に寄付した[PR 3][47]。立ち上げメンバーには南出賢一(現:泉大津市長)や[48][PR 14]川裕一郎(現参政党副代表)がいた[PR 1][PR 15][PR 14]。神谷と南出は林英臣[注釈 3]を師匠としている[49]。プロジェクトの総会は毎年4月28日靖国神社で開催されており[PR 16][PR 17][37]、2022年時点の会員数は約250人とされる[19]。メンバーには、杉田水脈(前自民党衆議院議員)も含まれており[39][19]、当時杉田は西宮市役所に勤務していたが、神谷とともに渡米し米国務省を視察するなど交流を深めたという[13]

2010年、予備自衛官三等陸曹に任官(2022年、参議院議員就任により退職)[4][11][PR 3]

2010年9月、安倍晋三元総理が会長を務めていた創生「日本」の集会でスピーチを行った[PR 18]

2010年11月、「地域政党龍馬プロジェクト×吹田新選会」を発足[20]

2011年4月、吹田市議会議員に再選(5,856票)[50]吹田市議会副議長に就任[PR 4]。同年、吹田市長選挙で「龍馬プロジェクト×吹田新選会(教育維新の会)」から候補を擁立したが、橋下徹大阪府知事が応援する「大阪維新の会」の候補に敗れた[21][50][51]

自民党時代

2012年11月、自民党に入党し、西野陽衆議院議員の後任として大阪13区東大阪市)選挙区支部長に就任した[52]。その後、2007年から務めた吹田市議会議員を2期目の途中で辞職し、自民党公認で大阪13区から衆院選に出馬した[52][39][PR 19]。同区は自民党西野陽が地盤としていたが、西野は衆院選の公示日直前に突然引退を表明し、長男の西野弘一日本維新の会から立候補する意向を示したため、自民党側は「引退は寝耳に水。こちらの候補者擁立と、準備を遅らせる卑劣なやり方だ」と批判し、急遽神谷の擁立を決めた[53][PR 20]。神谷は、龍馬プロジェクトに参加していた三重県知事の鈴木英敬(現衆院議員)の紹介で、自民党総裁安倍晋三とも面識があった[13]。そのため選挙戦では、安倍や小泉進次郎党青年局長も応援演説に駆け付けたが[54][55][56]、結果は西野が約110000票、神谷が約60000票であり、西野に倍近い票差で敗れ、比例復活もならず落選した[57][58]

2013年から2年間、森友学園系列の社会福祉法人の監事に名を連ねた[19][59]。時期は不明だが、理事長の籠池夫妻と対立して離脱しており、直接関わった期間は書類上の任期より短かったとされる[注釈 6][19]

2013年頃、青林堂の保守言論雑誌『ジャパニズム』の編集長だった古谷経衡から何度かインタビューを受け[60][18]、のちに参政党の出版方面での協力者となる青林堂と接点を持つようになった[18]。この時期、「ONE PIECEのような政治をしよう[PR 15]」と書かれた名刺を配布していた[18][61]

2013年、「株式会社グランドストラテジー」を設立[18][62][PR 21]。インターネット上で「学校やマスメディアでは聞けない情報」を発信する場を立ち上げた[63]。現在も続くYouTubeチャンネル「CGS」(チャンネルグランドストラテジー、Channel Grand Strategyの略)を開設し[63]、政治や歴史、経済をテーマに保守系の言論人を招いた対談動画の配信を開始した[18][64][65]。「CGS」には、小名木善行山岡鉄秀河添恵子杉田水脈赤塚高仁[PR 22]なども出演し[PR 23]ホツマツタヱ縄文[PR 24][PR 25]コミンテルンによる支配[PR 26]GHQの日本洗脳など多様なテーマのコンテンツが配信されている[PR 27]。CGSの名付け親である倉山満は立ち上げを支援したが、神谷のネットワークビジネスに対する態度が甘すぎるとして参政党から離れた[64][38]。その後、社名を「イシキカイカク株式会社[4][PR 2]」に変更し[38][66]、2018年から「イシキカイカク大学」などネットとリアルを組み合わせた政治系の自己啓発的な講座を通じてファンを増やし、スピリチュアルなビジネスも展開した[67]。イシキカイカク大学には、並木良和馬渕睦夫矢作直樹[68]など[PR 28]スピリチュアルや陰謀論を説く講師も招き[67][19][69]、「この世を支配する『裏の力』の存在を知る」「ヤマトごころ復活…宇宙意識の覚醒」「ヒトラーは本当に巨悪だったのか」「遺伝子が喜ぶ食事とマインドセット」などの講座も配信されている[63]。講座のDVD[67]健康食品、1万円のシャンプー[13]、化粧品も販売した[70][PR 29]

2014年、青林堂から『大和魂に火をつけよう 日本のスイッチを入れる2』を発表し、その後、『子供たちに伝えたい「本当の日本」』(2019年)、『国民の眠りを覚ます「参政党」』(2022年、吉野敏明:共著)、『参政党Q&Aブック 基礎編』(2022年)などを刊行した[18]

無所属時代

2015年の統一地方選挙では、吹田選挙区から大阪府議会議員選挙(定数4)に無所属で立候補したが、6人中6位で落選した[5][38][PR 4]自民党を離党した理由については、教育改革やGHQ占領政策に関する自身の主張が自民党内で受け入れられず、政策の実現が困難と判断したためと述べている[71]

2015年から2020年にかけて、神谷が代表を務める「イシキカイカク株式会社(旧グランドストラテジー)」は、フジ住宅の今井光郎会長が運営する一般社団法人から、「義務教育学校設立の準備[72]」「日本史解説動画や古事記の紙芝居作成[73]」用途などとして助成金を支給されていた[74]。また、神谷が運営に関わる子ども劇団「吹田夢★志団」は[PR 30]、2015年から2021年にかけて同財団法人から助成金を支給された[74][73][注釈 7]

2016年、ヤマト・ユダヤ友好協会[注釈 8]が主催する「聖書に学ぶやまとこころの旅」で、神谷はイスラエルを訪問し、「1900年ものあいだ、さまざまな迫害を受け続けながらイスラエル建国を成し遂げたユダヤ民族の強い思い」を知り、「団長の赤塚さんを通して、師匠にあたる糸川英夫氏の強い思い」を受け取ったと述べている[PR 31][PR 32]。また、ヤマト・ユダヤ友好協会の理事にも名を連ねた[78][71]

2016年、日本創生研究所の社外取締役に就任した[47][注釈 9]

2017年6月、「イシキカイカク.com」のクラウドファンディングを開始し[PR 34]ケント・ギルバートも応援メッセージを寄せた[86]。プロジェクトは同年8月までに約390万円を集めた[86]。2022年時点で、「イシキカイカク.com」の有料会員になると、類グループの「週刊事実報道」が特典として提供されていた[PR 35]

2017年9月、宮城県気仙沼市を訪問し、食用や飲用だけでなく入浴にも利用できる「マコモの発酵エキス」などを扱う株式会社リバーヴ[87]マコモ農園を見学した。マコモ風呂[注釈 10]の入浴も体験し、「色は黒いですが、全く匂いはありません」と感想を述べ、関係者と食と健康、政治について交流した。翌日は南三陸町の被災地を視察し、震災直後から龍馬プロジェクトのメンバーとともに中古自転車の寄付などの支援活動を行っていたことにも言及した[PR 36]

2017年に結婚[13]。翌2018年6月28日、長男が誕生し、神谷は「親学[注釈 1]素読、読み聞かせ、ブレインブースト、演劇」などの教育を実践する抱負を述べた。健康な妊娠出産のため、妻には自然農法の野菜や、バクチャーやマコモなど「体内の微生物を活性化する食品」を摂取させ、助産院での自然分娩となった[PR 37]

2019年、参政党の前身となるYouTubeチャンネル『政党DIY』を開設した[90][19]

参政党時代

2020年4月、政治団体参政党」を松田学KAZUYA渡瀬裕哉篠原常一郎とともに結成し、神谷はボードメンバーとして、事務局長に就任した[90][38]政治資金収支報告書の代表欄には神谷の名前があり、事実上の代表だった[10][91]。その後、アメリカ大統領選で参政党が不正選挙と訴える陰謀論を主張したため、KAZUYAが2021年4月に離党。次いで減税をめぐる意見の対立が決定的となり渡瀬が離党した。篠原もボードメンバーを退任した[92][18][38]。その結果、新たに武田邦彦赤尾由美吉野敏明が加わった[5][38]。神谷を含む松田、武田、赤尾、吉野の5人の主要メンバーは、「ゴレンジャー」と呼ばれて支持を集めた[5][61][38]。松田ら4人は、神谷が運営するユーチューブに出演していて、神谷の声かけで参政党に参加した[5]

 

2020年度の政治資金収支報告書によると、参政党の収入は約8,600万円で、主な支出には神谷ら幹部への講師料や、神谷が経営する「イシキカイカク株式会社」(従業員3名)への支払いが含まれていた[91][93][66]。2022年には神谷への党資金支払いが政治資金規正法が禁じる「政党から個人への寄付」に該当する可能性が指摘され、以降は「イシキカイカク株式会社」と党が全額出資して設立した「株式会社エドワークス」への支出額が増加した[66]。4年間で神谷や関連会社への支払いは約1億円に上る[66]。2022年度の政治資金収支報告書では、イシキカイカク株式会社への900万円の振込記録が添付されているものの、党の政治資金収支報告書にはこの支出が記載されておらず、政治資金規正法違反の疑いも指摘されている[94]。神谷は2023年にイシキカイカク株式会社の代表取締役を妻に譲り、2025年時点では取締役として役員報酬を受け取っている[66]。また、2023年度の党首所得では2,648万円を得ており、講演料や著書の印税収入494万円を含め、自民党の岸田首相に次ぐ額だった[95]

 

2020年7月に石川県加賀市に移住し、「加賀プロジェクト」という自給自足の自立型コミュニティを立ち上げた[7][70][96]。このプロジェクトは、農園、認可外保育園フリースクール、高校生や大学生向けの私塾などを運営している[7][70][96]。2020年9月に認可外保育園大聖寺地区に開設し、2021年9月にフリースクール旧黒崎小学校で始めた[7]。また、加賀市の旧看護学校生徒宿舎の活用事業に応募したが、政治団体を運営する立場で市の施設を活用することは、自治体の中立性を損なう可能性があるとして地元や市議会で議論が起きた[7][70]

2022年5月、参政党主催の政治資金パーティー「イシキカイカクサミット」の運営は、神谷が経営する「イシキカイカク株式会社」が行い[10]、約2億円の政治資金を集めた[97][98]

 

2022年7月10日投開票の第26回参議院議員通常選挙比例区から参政党公認で立候補し初当選した[99][100][101]

 

7月15日、参政党の代表に松田が、副代表兼事務局長に神谷が就任したと発表[102]

12月、龍馬プロジェクトの会長を退任[103]。神谷は退任の理由について同会は地方議員中心の会であり、参議院議員が会長を務めることは趣旨に反することや、自身が会長を続けることで超党派の龍馬プロジェクトが参政党と同一視されることを避ける意図があったと説明した[104]。また、「ヤマト・ユダヤ友好協会(赤塚高仁:会長[105]船井勝仁:副会長)[注釈 8]」の理事も退任した[78]

2023年1月30日、神谷を含むボードメンバー5名が、複数の参政党の元党員から詐欺としての損害賠償請求を起こされた[106][107]NHK党により公開された訴状によると、参政党はDIY政党として、一般の党員にも政策や党運営に関する決定権があると謳って党費や寄付金を集めているが、実際はそのような組織になっていないとされた[108][109]

同年2月2日、NHK党が参政党と神谷に対して1億円の損害賠償請求訴訟を起こした。神谷は1月31日に下関市で開かれた演説会の中で、「NHK党は極左暴力集団反社とつながりがある人たちが幹部にいる」と発言したとされる[108][110]

同年5月、「新しい歴史教科書をつくる会」の集会に参政党の国会議員として登壇し、国政報告を行った[111]

同年8月30日、参政党は松田学の代表辞任と、神谷の新代表就任を発表した[112]。神谷はこの日の記者会見で、松田がSNSなどで「党に対して混乱を生むような発言があった」として代表辞任を求めたと説明した[113]

 

同年12月2日、保守系政治集会『CPAC JAPAN 2023』にジャック・ボソビエックロバート・マーロン玉木雄一郎国民民主党代表)、原口一博立憲民主党)らと共に登壇した[114]

同年12月、神谷の公設秘書だった女性が自殺した。生前、この女性に対して神谷が「パワハラ」とも呼べる高圧的な言動を繰り返していたとされ、神谷自身も「厳しいことを言ったのは事実です」「責任を感じている」と述べている。特に、参政党の重要な収入源であるタウンミーティングの集客が悪いと、厳しい叱責をしていたとされるた[115][13]。女性は生前、知人に「何言ってもどんな暴言吐いても許されるとか思ってるのかしら。私、過去に働いていた職場の上司でこんな人は当然ながら1人もいなかったし、部下として敬意を払ってもらってました」とのメッセージを送っていた[115]

2024年7月、東京都知事選挙において、参政党のアドバイザーだった田母神俊雄を支援し、街頭演説で応援演説を行った[116][117]

2025年5月9日、参政党で結党後初となる代表選挙が実施され、他の2候補を上回って再選された[118]

2025年春以降、参政党への注目が高まり、参院選を前にした街頭演説や党首討論での発言[119]、過去の側室発言などがメディアで報道された[120]#論争など)。ひめゆりの塔の展示をめぐる歴史認識や「高齢女性は子どもを産めない」といった発言は、社会的な賛否や議論を呼んだ[121][122]。2025年7月の参院選においては「日本人ファースト」をキャッチコピーに掲げたが[123][124]、これについて「参院選のキャッチコピーですから、選挙の間だけ」としていた[125]

2025年7月13日、次の衆院選で与党入りを目指すと発言した[126]。16日にはXで「会派を組んでいるのは自民党の議員とだけではないです」「共産党以外の政党ならどことでも会派組んでいいと通達してある」と述べ、すでに各党との調整が済んでいることを明らかにした[127]自民党と参政党はすでに新宿区、江東区所沢市旭川市仙台市一宮市箕面市武雄市など、全国12の区市議会で会派を組んでいる[127]。 

 

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%A5%9E%E8%B0%B7%E5%AE%97%E5%B9%A3

 

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右派ポピュリズムの正体とは 参院選で煽られた排外主義 宿主変えた右派カルト教団 石破おろしで安倍派は大暴れ (2025年7月25日付掲載)

https://www.chosyu-journal.jp/seijikeizai/35524

 

 第27回参議院通常選挙20日投開票)で与党の自民党公明党過半数割れを喫し、衆参ともに少数与党体制となった。与党は今後、一部野党との大連立体制を組むか、法案ごとに野党の合意を取り付けなければ可決が難しい事態に追い込まれた。公明党に支えられた長らくの自民党一強体制に対して有権者から厳しい審判が下されたとみなせる一方、国民民主党や参政党など、より右寄りの新興政党が躍進する結果にもなった。いわゆる旧リベラル勢力が腰砕けになって力を失い、与野党の対立構図が薄まり「茶番国会」と称される状態が続くなか、減税や給付などの経済政策や「日本人ファースト」などの聞こえの良いフレーズを隠れ蓑にして、あたかも新興政党であるかのように装った宗教右派や干からびた右派勢力が悪目立ちした選挙ともいえる。いわゆる「右派ポピュリズムの台頭」といわれる今回の選挙結果をどう見るか、本紙は記者座談会で論議した。

 

参政党や国民民主党躍進の背景とは

 

 A 確定投票率は58・51%で、前回(2022年)を6・64㌽上回った。90年代以降で参院選投票率としては高水準といえるが、依然として4割以上が選挙自体にそっぽを向いている。まずはこの低投票率が前提だ。これまで選挙に関心を示さなかった人や無党派層の多くをごっそり投票行動に駆り立てるほどの選挙戦ではなかったということだ。

 

 ただ、前回からの投票率の上昇分を人数にすると約530万人増えた。選挙前から自民党の敗北が確実視され、「自民以外のどこに入れるか?」が一つの焦点になったことで若干の層が動いたのも事実だ。これには昨今、オールドメディアが影響力を失うなかで、若い世代や無党派層取り込みの主戦場となっているSNSなどネットを駆使したプロモーション合戦の過熱が一定作用したとみられる。

 

 議員任期6年の参議院(全248議席)では、3年ごとに半数ずつ選挙がおこなわれ、今回は125議席が改選となり、自民公明が過半数(125議席)を得るには今回50議席の獲得が必要だった。開票の結果【表参照】は、自民党は選挙前から13議席減らして39、公明党は6議席減らして8となり、非改選議席を含めた新勢力は122議席にとどまった。

 

 

 与党は昨年10月の衆院選でも、自民党が56議席減、公明党が8議席減と大敗しており、自民党を中心とした政権が衆参両院でともに過半数を割り込むのは1955年の結党以来初めてのことだ。それ自体はなかなか味わい深い。

 

 B 自民大敗の要因は石破云々の話ではない。とくに安倍晋三が再登板して以降、モリカケ桜に加え、公文書改ざん、選挙買収、裏金等々あらゆる私物化事案が明るみに出ても逮捕も処分もなく、霞ヶ関の官僚だけでなく最高裁の人事権まで握って政界を牛耳ってきた自民党公明党の政権基盤が行き詰まり、いろんな意味で死に体になりつつあることを物語っている。

 

 一方、議席を増やした党派を見ると、もっとも増えたのが参政党で、前回選挙で得たのが党首・神谷宗幣の1議席だけだったところから、今回一気に14議席も増やした。次に、玉木率いる国民民主党が13議席増の17議席を得て、非改選を含めた新勢力は22議席となり、参院野党第一党となった。

 

 また、政策的な対立軸がほとんどなく、野(や)党というより「ゆ」党といわれて久しい日本維新の会は1議席増にとどまり、立憲民主も現状維持。そして共産は4議席減、社民はラサール石井知名度でかつがつ現状の1議席を保った感じだ。

 

 山本太郎率いるれいわ新選組は1議席増の3議席を獲得し、参院での勢力は6議席となった。6年前に山本が1人で結党して以来、「消費税廃止」を突破口に、失われた30年の不況から脱却する大胆な経済政策を前面に打ち出しながら着実に議席を増やし、衆参で15議席を有する勢力となった。今回の選挙では、これまで消費税など口にしていなかった政党も含めて自民党以外のすべての政党が消費税減税や廃止を公約に入れ、「積極財政」「失われた30年を取り戻す」「子育て世帯への給付」「国内農業や産業保護」などのれいわの政策をコピペして大合唱するという、完全なれいわシフトを敷いた。参政党なども明らかにれいわを意識して政策を被せに行った。

 

 まるで存在をかき消すかのような逆風を全方位から受けながらも議席を増やした意味は大きい。得票数を見ても、2022年の前回参院選から3年で新たに156万票余りを積み上げており、年間を通じた全国ツアーでの有権者との直接対話をはじめ、各地のボランティアを含めた議会内外での活動が着実に実を結んでいることは確信を持って良いと思う。その意味では右側からの「れいわ潰し」は失敗に終わった。

参政党を取り巻く組織 核は右派宗教団体か

 C そんな選挙で話題をさらったのは参政党で、選挙後もメディアが「新たなポピュリズム政党」「躍進した新興勢力」としてやんやととりあげている。まるで無党派層の代表のような扱いだ。「日本人ファースト」や外国人への憎悪をかき立てる煽動的プロモーション、SNS等のネットを駆使した戦略で急速に支持を伸ばしたという印象が振りまかれているが、たしかにその要素もあるが、果たしてそれだけなのか? という疑問がある。

 

 参政党が国政政党になった3年前の参院選での比例得票は117万票程度で1議席だけだったが、今回にわかに565万票増の742万5000票を得て議席を15倍に伸ばした。昨年の衆院選でも95人の候補者を擁立して驚かせたが、今回も全45選挙区すべてに候補者を立て、比例に10人擁立した。

 

 単純に考えて、供託金(出場料)だけで選挙区で1人300万円、比例では1人600万円だ。その他、事務所経費や宣伝物などを含めれば1人当り1000万円近くかかる場合もあり、そんな金がどこから集まったのかだ。

 

 A 山本太郎が2019年にれいわを結党するために1人で半年間、全国を駆けずり回って集めた寄付額は3万3000人以上から4億円余り。それでも比例に10人立てるのが精一杯だった。

 

 参政党の収支報告書(2022年)を見ると、党本部と支部の収入は約16億円。2023年は20億円になり、そのうち5億5000万円が「事業収入」で、立憲(1億6000万円)や国民(1億1000万円)をはるかに上回る。年2回の首都圏での大規模な政治資金パーティーで1万人余りから2億4000万円を集め、グッズの販売やタウンミーティングなど勉強会の参加費などで数億円ある。党費(政策立案の投票権がある運営党員)は月額で4000円(自民党費の年額と同じ)と高く、これで4億5000万円を得ている。党員も元教員とか医者、企業家など金持ちが多いようだが、とにかく潤沢な資金源を持っているのが特徴だ。

 

 C カネだけあっても素人集団では選挙はできない。選挙経験者なら誰でもわかる。事務所運営、選管への届け出、政治資金の管理や記録などの実務から、公選ビラ配布やポスター貼り、電話がけ、街宣の回しや宣伝カーの手配等々……選挙には膨大な実務がともなう。個人の集まりでこなすにはてんやわんやだ。これらをそつなくこなすためには、各選挙区ごとに一定数の運動員を確保しなければならないし、なかでも公職選挙法を熟知した経験者を配置する必要がある。要するにかなりの数のベテランが組織的にかかわっている。

 

 れいわを意識してか「バックに宗教も企業もない」を売りにしているが、それだけ見ても単純に世論を反映して台頭したというよりは、事前に周到な準備体制が敷かれていたこと、全国区で多数の人間を統率するほどの組織力を擁していたと見るのが自然だ。結党からわずか3年で全国に100人近い地方議員を持ち、200を越える支部を持つに至っている。有志個人が集まったと見るにはあまりにも不自然だ。

 

 B 以前、毎回の国政選挙で泡沫でありながらも全選挙区に候補者を擁立してきた幸福実現党が、参政党と入れ違いに姿を見せなくなった。2022年、その幸福実現党サンクチュアリ教会(米国に本部を置く統一教会の一派で文鮮明の7男が主導)が合同で参政党応援の街宣をする写真が出回ったが、彼らの考え方と参政党の政策はピタリと一致する。確かに幸福実現党は、なんとなく容姿端麗な女性候補のポスターをあちこちに貼り回していたが、参政党の地方議員や候補者も顔つきや雰囲気がよく似てると感じるのは気のせいだろうか。

 

 C サンクチュアリ教会といえば、トランプ落選時にホワイトハウスを襲撃したことで知られるが、幸福の科学はその一支部ともいわれている。

 

 B なるほど。日本ではいわゆる守護霊との対話で知られる幸福実現党(宗教団体・幸福の科学)は、全国47都道府県すべてに支部や拠点を持ち、『「大和の心」を取り戻すとき』を掲げて、「中国の悪事から日本と世界を守る」「憲法九条を改正し、国防軍を創設」「勤勉革命」「原発再稼働推進」「コロナ戦争に打ち勝つ(コロナは中国の生物兵器)」「ワクチン反対」「LGBTQ(性的マイノリティー)は釜ゆでにする」などと訴えている。神谷宗幣が声高に叫ぶ「大和魂に火を付けろ」とか「日本人ファースト」の中身もこれとだいたい同じだ。

 

 幸福の科学は海外にも支部を持ち、2021年にトランプが演説した米国の保守合同イベント「保守政治活動協議会(CPAC)」に幸福実現党の党首が参加して演説したことから、トランプのコアな支持組織だった陰謀論団体「Qアノン」や米国でトランプ第1期目の大統領選で選対責任者だったスティーブ・バノン(投資家)との関係が海外メディアでもとりあげられた。

 

 日本国内では幸福実現党の党首が右派政治団体「日本保守連合(JCU)」の会長となり、百田尚樹(今回は保守党から出馬して当選)、田母神俊雄(参政党顧問)などが参加する日本保守政治行動会議(J-CPAC)の開催を主導するなど、統一教会と同じくいわゆる国際反共連合の一翼を担ってきた。霊界から死者を呼び出すとかいってインチキな「言霊」を世に放ってきた幸福の科学総裁の大川隆法は2023年に66歳で逝去しており、あくまで推論だが、その後釜として神谷宗幣が抜擢されたとの一説もある。

 

 幸福実現党は日本国内では一つの県に5000票ずつ抱えているといわれ、全国で200万票くらいの票を持つとさえいわれる。それが参政党の前回参院選での比例得票(179万票)、昨年10月衆院選での比例得票(187万票)と符合する。これに反ワクチン、オーガニック信奉などの意識高い系の人々を糾合して肥大化し、さらには参政党が何をしようとしているのかよくわからないけれど、YouTubeTikTokで怒濤のように流れてくる扇動的な演説や「日本を舐めるな!」「日本人ファースト」「積極財政と減税」などのフレーズに感化された人々が吸い寄せられた格好だろう。

 

 C SNSなどのネットの活用はいまや空気を作るうえで必須のツールだ。以前、ネトウヨインフルエンサー「Dappi」(旧ツイッターアカウント)に自民党が資金を与えて情報拡散させていたことが明るみに出たが、これはすでに業務委託化されており、ネット界隈の発信は個人なのか業者なのかわからない。ここでも組織力のある宗教ネットワークは威力を発揮する。嘘でも何でも情報を洪水のようにSNS上に垂れ流すことによって一定の世論を動かせるのは、最近では都知事選での石丸旋風、大荒れに荒れた兵庫県知事選でも実証済みだ。参政党は、一定の影響力をもつ政治系インフルエンサーを取り込むとともに、炎上商法も織り交ぜてSNSアルゴリズムを駆使した。だがまぁ、それはオマケみたいなもので、核となる得票母体は用意周到に準備されたものと考えるのが妥当だ。

 

自民党右派からも流入 新たな代理人として

 

 

 A もう一つの要素は、自民党支持基盤からの票の横流しだ。それもなければこれほどの大量得票にはならない。得票数の増減【表参照】を見ると興味深い。自民党は前回から550万票程度減らしたが、だいたい同じ数だけ参政党が増やしている。

 

 安倍晋三が一強体制を維持するために、統一教会日本会議といったカルトや宗教右派との繋がりを密接にしていったことはすでによく知られている。地方議員から国会議員にいたるまで、これらカルト教団を糾合することで信者の固定票を得るだけでなく、秘書から選挙実務をこなすスタッフまで多数派遣されていた実態が暴露された。

 

 だが、日本の信者から身ぐるみを剥がすように献金させてきたカルト集団の生態やそれによる政界汚染が知られてしまうと、自民党は解散命令を出さざるを得なくなり、教団側としても利用価値がなくなった。安倍晋三の死後、閉じていた壺の蓋が開いてしまったのだ。

 

 さらに、その支援を受けて我が世の春を謳歌してきた旧安倍派たる清和会は、裏金問題をへて解散に追い込まれた。党内権力も削がれ、首相ポストも岸田派(旧宏池会)にとられた。落ち武者というか、手負いのクマ状態となった安倍派残党による石破おろしは選挙前からすごかったが、選挙後、示し合わせたように落選議員、惨敗した地方の県連に至るまで石破退陣を要求し、主要メディアもフライング気味に「石破政権、退陣へ」の号外まで出して退陣熱を煽っている。自民党の旧安倍派界隈としては、石破政権を揺さぶる意味合いをもった選挙だったということだ。

 

 C 党内奪権を目指す旧安倍派の大暴れだ。票の流れ方にもそれが表れている。右も左もわからないような参政党の素人候補が、その実力にも見合わない不自然な大量得票で当選する一方、自民党の比例票がごっそり減り、憲法改正を声高に訴えてきた山東昭子参院議長(旧麻生派)、軍拡主張の急先鋒だった「ヒゲの隊長」こと佐藤正久幹事長代理(旧茂木派)、裏金議員の杉田水脈(旧安倍派)などが落選。保守系グループ「保守団結の会」代表世話人赤池誠章(旧安倍派)、和田政宗(旧菅G)、長尾敬(旧安倍派)、核武装賛成の中田宏らなどの右巻き人士が落選した。いずれも極右として分類され、統一教会との関係が取り沙汰された者たちでもあるが、これらが当てにしていた組織票が別のところにごっそり動いたことをうかがわせる。

 

 裏金やら統一教会との癒着やらでさんざん悪事を働いてきたこれらの旧安倍派やら壺議員たちが、敗戦後にまるで鬼の首をとったかのように石破に敗戦の責任を押しつけて退陣の大合唱をしているのもわかりやすい。「この機を逃してなるものか」の勢いだが、端から見ると「それお前がいう?」とドン引きするものがある。だが、その補完勢力の側は、すでに弱体化した自民党にかわる右のアンカー(錨)を力ずくで打ち込んだ。参政や国民民主がその役回りで光が当てられたということだろう。

 

 B 自民党内でうごめいていた寄生虫が宿主を見限って乗り換えたというだけの話ではないか。前述したように、宗教右派は単なる変わり者の集まりではない。国際ネットワークを持ち、それによって膨大なカネが動くビジネスでもあり、選挙は政治を操るうえで重要な主戦場だ。その勝敗がカネの集まり方にも響いてくる。その宿主が彼らにとって利用価値があり有益であれば、それが自民党であるかどうかなど関係ない。

 

 C 国民民主党の躍進も、連合の組合票や大企業票の操作がうかがい知れる。連合もいまや経団連の関連団体みたいなものだ。民主党への政権交代時にも企業票の操作がおこなわれた面があるが、経団連も政権に圧力を掛けるためにはそれくらい平気でやる。投票率50%台の低調選挙では、まだまだ企業票や宗教等の組織票のコントロールが機能するということだ。

 

 B そういえば、統一教会の支援を受けていると公言していたNHK党も得票を半減させて政党要件を失い、兵庫選挙区に出た立花孝志も泡沫レベルだった。兵庫県知事選ではまるでトランプよろしく派手に振る舞っていたがこれも用済みとなったようだ。6月の都知事選で時代の寵児のようにもてはやされた石丸の新党「再生の道」も、わずか1カ月前の熱狂はなんだったのか? と思う異常な凋落ぶりだ。参院選中に新宿で演説しているのを見かけたが、聞いているのは10人そこそこで目を疑った。

 

 都知事選で165万票を得たところから、都議選では40万票で42人全員落選、参院選(東京選挙区)では12万票程度と一気に凋落した。背後関係はよくわからないが、「○○旋風」とか「○○現象」とかは一定のカネと組織力をバックにして作られるということだ。なまじ人口の多い東京界隈では、それを簡単に偽装できるし、一定それにつられる空気が醸成される。だから一頃のタピオカ屋のような顛末を見せている。本人も訳がわからないだろうが、あれが本来の実力なのだろう。

 

 A SNSでの切り抜き動画などで、神谷宗幣が「外国人に国を売り渡している!」「日本人が日本人ファーストで何が悪い!」と自民党や野党の批判をしたり、マスコミや街宣で「差別反対」のヤジ勢との丁々発止をやっている姿を見て、参政党に入れた人も一定数いるようだ。彼らは批判やヤジも含めて素材として編集し、ネット上に拡散して劇場化する手法を駆使した。そんな炎上商法も手伝って勢いや空気を醸成し、自民党右派の「石破おろし」票にプラスして無党派の「反自民票」を取り込んだ形だ。主要野党が腰砕けしている間に、人々の現状に対する怨嗟を右側に惹きつける受け皿を力ずくで作ったわけだ。

 

極右カルトの改憲論者 統一教会との関係も

 A では果たして「右派ポピュリズム」の旗振りのようにして出てきた参政党や国民民主党が、その求心力なり賞味期限をどれだけ維持できるかだ。選挙演説とか国会の外では威勢が良く、SNSでは実力の何倍ものイメージを醸成したが、国会内でその真偽が否応なく問われることになる。

 

 あれだけ「外国人流入反対!」と国会の外で叫ぶ神谷宗幣とその仲間たちだが、その移民労働拡大の入管法改正案採決時にたった一人で国会で牛歩して抗議した山本太郎に比べると、この間、神谷宗幣は国会ではなんの存在感もなかった。躍起になって「日本が乗っとられる!」「大和魂を燃やせ!」という割には、この戦後80年間、経済的にも軍事的にも文化的にも全面的に日本を支配している対米従属関係には目をつむり、もっぱら中国やアジア近隣諸国に毒づくのが彼らのいう「愛国心」であり、基本的に自民党右派と同じものなのだ。

 

 B あまり知られていないが、神谷宗幣という人物についてみると、もとは大阪の吹田市議で「日の丸・君が代」を徹底する会派を作り、2010年に超党派の地方議員による「龍馬プロジェクト」を立ち上げて、神道古事記の紙芝居を全国の神社に奉納する活動などをしていた。ここで当時、西宮市職員だった杉田水脈や南出賢一(泉大津市長)、中山義隆(前石垣市長、幸福実現党の推薦)ら右翼系人士と交流を深めたようだ。杉田水脈はいまもこの団体の参与だ。

 

 彼らは2015年に靖国神社で総会を開き、「新しい憲法を制定」「国防軍の創設」「努力したものが報われる社会保障制度の確立」「独立自尊の精神を育む国民教育」などの「国是十則」を発表しているが、これが参政党の政策の柱にもなっている。

 

 吹田市議を2期目途中で辞職し、安倍晋三の支援を受けて自民党公認で大阪13区から出馬するも落選。その後に参政党の母体となるYouTubeチャンネル「政党DIY」を保守系ユーチューバーや、統一教会系メディア「ワシントン・タイムズ」の日本ディレクターらと一緒に立ち上げている。

 

安倍晋三の応援で自民党から衆院選に出馬した神谷宗幣(2012年)

 

 ちなみに2015年には、「安倍晋三記念小学校」と称して安倍昭恵が名誉校長となっていた学校建設で話題になった森友学園系列の社会福祉法人「肇國舎」の監事になっている。その縁で彼をよく知る同学園の籠池諄子氏(服役中)は2023年1月に「神谷さんは統一教会です」とSNSで告白している。

 

 また、神谷氏はヤマト・ユダヤ友好協会の理事にも名を連ねており、この団体の母体は戦後の日本で発足したキリスト教系宗教「キリストの幕屋」が母体になっている。イスラエルとの親交が深く、イスラエル聖地巡礼のため『聖書に学ぶやまとこころの旅』に出向いて感銘を受けて理事に就任したことを記している。そのためか、現在のガザ虐殺においても彼はイスラエル批判を絶対にしない。むしろ「幕屋」はイスラエル大使館でイスラエル支持の集会を開き、イスラエルの旗と日の丸を持って行進していたくらいだ。さらに、参政党立ち上げメンバーの松田学(今回比例で当選)は、次世代の党の衆議院議員だった2015年に統一教会幕張メッセで開いた名称変更式典に教祖一族とともに来賓として出席していたことも明らかになっている。

 

 A 一般有権者の多くは知らないと思うが、参政党が2年間かけて作成したという「新日本憲法(構想案)」は、前文で「国民も天皇を敬慕し、国全体が家族のように助け合って暮らす」などと記し、「これが今も続く日本の國體(こくたい)」と定めている。「憲法を一から創り直す」と主張しているが、その中身は、天皇を「国家元首」と位置づけて国家の統治権を認める、戦争放棄や戦力不保持の原則は捨てて自衛軍を創設、「表現の自由」や「法の下の平等」といった基本的人権の規定は削除し、「愛国心」を国民要件の基準にするなど、自民党改憲草案のさらに右を行っている。統一教会幸福の科学などといった宗教右派と通じるものがにじみ出ている。

 

 こういった右派観念論者が、コロナ禍でワクチン問題や国際的な陰謀論の氾濫の中で肥大化し、反ワクチン運動や財務省解体デモなどで旭日旗を掲げて怒鳴り声を上げ、一般人がちょっと近づきがたい、得も知れぬ空気を醸し出してきたのも事実だ。

 

新しい戦前に抗う力を 有権者の役割も重大

 

 C コロナ禍にネットの世界で氾濫していたカルト集団がにわかにリアルに飛び出してきたという印象だが、自分たちの不遇や閉塞感を社会的弱者や他民族への怒りに転嫁する排外主義が、現状に不満を持つ人たちの心を一定揺さぶっていくという現象は、世界的に起きていることでもある。

 

 トランプを再登板させた米国大統領選がそうであるし、ドイツにおける「AfD(ドイツのための選択肢)」、イタリア与党の「イタリアの同胞(FDI)」、フランスにおける「国民連合」など、欧米の西側先進国でいわゆる「右派ポピュリズム」が台頭していることとも関係している。イスラエルなどは極右連立内閣で戦争になだれ込んだ。

 

 ウクライナ戦争やイスラエルによるガザ戦争などを通じて旧リベラル勢力がこぞってウクライナイスラエルの戦争支援を唱え、国内ではグローバル化による新自由主義政策を遂行するなかで、「保守」「革新」とか「右」「左」の区別がもはや意味をなさなくなり、大政翼賛体制ができあがる。日本もまったく同じだ。米国民主党を見ても共和党以上の戦争狂いとなり、そのリベラルエリートの政策によって格差が拡大し、痛めつけられた国民の不満を極右勢力が拾い上げていくという構図だ。

 

 その一方で、最近ではニューヨーク市長選で「インティファーダパレスチナにおける民衆蜂起)をグローバル化せよ!」を合言葉にして大企業や富裕層への課税強化を唱える33歳のイスラム教徒の若者が勝利するなど、単発的ではあるが民衆の側からの新しい反撃も始まっている。

 

 A 右派ポピュリズムは、資本主義経済が行き詰まり、きな臭くなると古今東西どこでも起きる現象だという。とくにネット空間を通じて、まるで宗教のように、根拠のない情報を鵜呑みにして独特の世界観を構築した勢力は、どこでも批判を受ければ受けるほど、それを肥やしにしたエコチェンバー(自分と似た意見を持つ人同士で交流を深めて自分たちの意見を肯定し、増幅・強化する)現象で内に閉じこもり、結束を固めていく。これは右でも左でも等しく起きる現象でもある。

 

 そして、「日本人ファースト」「外国人排斥」「国防軍をつくれ」「日本を舐めるな」と声高に唱えているが、外国人だけでなく、自分たちの主張に異を唱える人々を「敵の手先」「反日」「スパイ」「非国民」などといって排斥していく道だ。まさに戦前に「チョン」「チャンコロ」といって朝鮮人や中国人を集団リンチし、虐殺した歴史を彷彿とさせる道だし、そのうち「軍拡に反対するような者は日本人にあらず」とかいい出すのだろう。戦後80年とかいいながら、いまだにこのような空気に流されて、ふわっと乗っていくというのでは話にならない。そこに深刻な問題がある。

 

 B れいわ新選組から出馬した伊勢崎賢治氏(元アフガニスタン武装解除日本政府特別代表)がいっていた「新しい戦前」の空気にどう抗っていくかが焦点となる。このようなポピュリズムの相互作用は、世界中のどこでも起きることだが、日本の場合、その「右」「左」の攻防が、すべてアメリカのてのひらの上で展開されるというところに問題があるといっていた。その通りだ。地べたを這うようにして有権者と直接つながりながら、その空気に孤軍奮闘で抗って議席を増やし続けているれいわ新選組が今回も着実に議席を増やしたこと、そして、日本がアメリカの対中戦争の最前線として動員されようとしているこの情勢下で、世界の紛争地帯で戦争の表も裏も体感してきた伊勢崎氏が国会に送り込まれる意味は極めて大きい。たいへんだと思うが、まず幼稚園レベルのマンガのような安全保障論議をくり広げる、頭の沸いたタカ派議員どもの武装解除からやってもらいたいと思う。

 

 C その他の党の動向も要チェックだ。「消費税は廃止。減税と社会保険料削減で国民負担率を上限35%に抑える」「農作物を国が買い取り、食料自給率100%を目指す」「子ども1人につき月10万円」(参政党)、「所得税減税」「ガソリン税減税」「消費税5%」「農林水産業への所得保障」(国民民主党)、「食料品の消費税を2年間ゼロに」「現役世代の社会保険料年間6万円以上引き下げ」「所得制限なしで未就学児の教育・保育料の完全無償化」(維新)、「食料品の消費税1年間ゼロ」「大学・給食の無償化」「中小零細企業に公的助成をして最賃1500円を実現」「非正規雇用の正規化」(立憲)、「食料品の消費税ゼロ」「再エネ賦課金廃止」「失われた30年を取り戻す」(保守党)等々……選挙前になってれいわ新選組の政策にかぶせるような経済政策を叫んでいたわけで、これが「選挙用のニンジンでした」なら、支持者は責任をもって尻を引っ叩かなければならない。

 

 維新や国民は昨年の衆院選でも同じようなことをいっていたが、予算期の質疑で減税に関する質問はそれぞれ1回ずつだった。ガソリン税減税も審議時間のない国会閉会直前に法案を出して、アリバイのように取り繕っただけだった。

 
 C メディアもあくどい。参政党が話題になり始めた選挙戦後半から、選挙後も選挙の争点がまるで「外国人問題」や「差別問題」であるかのような印象操作をやり、暮らしの問題や経済政策など吹っ飛んでいる。

 

 A いずれにせよ、今後ますます激化する米中の緊張関係のなかで、緩衝国家たる日本がどのような選択をするのか、対米従属一辺倒ではなくアジアとの友好平和で進むのか、それとも逆にウクライナのように代理戦争の矢面に立たされてミサイル攻撃の標的として戦場にされるのか、他人事ではない情勢のなかに日本社会はある。参政党ブームもそのなかで持ち込まれており、国政は今後さらにきな臭さを増すだろう。

 

 口先では何か「反グローバリズム」のような装いをしているが、怒りや排斥の矛先は常に中国をはじめとするアジア近隣国や途上国に向いているのが特徴だ。だから彼らのいう「日本人ファースト」は、単純に「アメリカ・ファースト」とか「イタリア・ファースト」などとは同列ではない。これまで以上にアメリカ様の一番の番犬になるという意味での「First」だ。その正体は今後おのずと明らかになるだろう。

 

 B 今回キーワードになった「日本人ファースト」の由来は、トランプ側近の米国防次官エルブリッジ・コルビーが謳った「アジア・ファースト」(文春新書で書籍化)の焼き直しらしく、今後ヨーロッパや中東(アラブ世界)の紛争から手を引いてアジアにシフトし、中国との激突を想定するアメリカの軍事戦略において「アジア人がお先(First)にどうぞ、アメリカは後ろから応援する」という意味らしい。それをみずから進んで声高に叫びながら、尖兵となって中国にぶつかっていくという話だ。まるで核爆弾(原子炉)を腹に巻き付けて敵陣に飛び込むファースト・ペンギンだ。あらゆる政策がそのようになっている。

 

 長らく政権にあぐらをかいてきた自民・公明与党が弱体化し、「革新」を名乗る勢力も希薄になり、硬直していた政界が流動化していくなかで、有権者一人一人の政治への向き合い方が問われているということでもある。魑魅魍魎はびこる政局を冷静な目で見ながら、主権者としての意識を高め、国のあり方について論議を深めていく必要がある。

https://www.chosyu-journal.jp/seijikeizai/35524

 

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参政党は100%アウト 事実上党員が代表を選べない 架空請求・出金不記載 元公設秘書の自殺の背景 etc【朝香豊の日本再興チャンネル】
朝香豊の日本再興チャンネル 2025/07/21

 

【参政党の闇が深すぎ・・】元公設秘書の自●|武田邦彦が暴露
ダニエル社長の週刊ニュース 2024/03/12


とんでもない事件が起きていた!?
武田邦彦が「参政党」の闇と事件の真相を暴露

 

 

武田邦彦氏の告発と神谷宗幣代表の独裁宣言】党員が主役のはずが…もはや参政党の理念は死んだ
KAZUYA Channel 2023/11/12

 

 

【※闇が深すぎ・・】参政党と元公設秘書自●の真相|実は統一教会の手先だった!?
ダニエル社長の週刊ニュース 2024/02/20


参政党と文春砲の裏
離党者続出で、神谷宗幣の独裁システムがいよいよ限界?
元神奈川13万票を取った藤村晃子さんに赤裸々に語っていただきました。

〜ゲストプロフィール〜
藤村晃子(あきこ)
元参政党・参議院神奈川12万票
放送作家

 

 

【※元公認候補がヤバい告発】神谷宗幣の洗脳プロジェクトと「参政党独裁計画」
ダニエル社長の週刊ニュース 2024/02/23


参政党の離党者で公認取消の太田さんの告発。
神谷宗幣の独裁システムと洗脳計画を暴露!?

〜ゲストプロフィール〜
太田かつなり
元参政党・公認取り消し
経営者・ゴルファー

 

 

【ついに暴露】内海さとるが参政党の闇を語る「神谷宗幣の正体」
ダニエル社長の週刊ニュース 2024/11/01


参政党の闇と、神谷宗幣に迫る!
衆議院議員選挙と政治の闇



参政党と「神谷宗幣」の黒歴史
野沢たくまの「令和塾」2025/03/28


こんにちは!元参政党員の野沢たくまです!
本日は参政党の歴史をダニエル社長と振り返ってみました!
参政党は「神谷宗幣」の黒歴史だらけだった!?

 

 

【衝撃告白】吉野敏明が語る神谷宗幣の嘘と参政党の排除の実態 2025/07/13


「嘘をつかない。絶対に諦めない。」

本動画は、若い世代からの率直な問いかけ、
神谷宗幣はなぜ“嘘つき”だと言われているのか?」
という質問に対して、日本誠真会党首・吉野敏明が誠実に、事実だけをもとに答えた貴重な記録です。
単なる政党間の確執ではありません。これは、政治家としての信念と誠実さを貫いた一人の人間の「闘い」の記録です。

吉野敏明は、参政党の立ち上げ初期から関わり、党勢拡大のために全国を駆け回っていました。
しかし、次第に党内は“独裁的な運営”へと傾き、神谷宗幣氏による「排除の論理」が強まっていきます。

武田邦彦氏は「認知症」だと言われ、赤尾由美氏は「参政党を乗っ取ろうとした」と虚偽のストーリーが語られ、
そして吉野敏明自身も、「賞味期限が切れた」「党勢拡大に不要な人間だ」と言われて排除されました。

それでも吉野は、街頭演説や予定された会場に「最後まで責任をもって立つ」と言い、
裏切られながらも一度も人を罵ることなく、黙ってすべてを受け入れました。

神谷宗幣氏が街頭演説で「吉野は相談なく離党した」と語ったときも、
吉野は怒りではなく事実で応えました。
SNSに証拠のメッセージを全文掲載し、真実を淡々と伝えたのです。

それでも彼には「嘘つき」「逃げた」「裏切り者」という言葉が浴びせられ、
SNSが炎上し、クリニックにまで批判が殺到しました。

それでも、吉野敏明は嘘をつきませんでした。

そして彼の言葉を信じた人々が、
なぜか健康を取り戻し、病が快癒するという不思議な現象が全国で起き始めます。
「徳で人を動かす」という信念が、現実を変え始めた瞬間でした。

日本の政治に、真実と誠実はもう残されていないのか。
嘘をつかず、名誉や金に執着せず、ただ「国民の幸せ」を考える政治家は絶滅してしまったのか。

そんな絶望に抗う一人の政治家の、覚悟と真実を、どうか見届けてください。

▼こんな方に特に観てほしい
・参政党の裏側を知りたい方
・なぜ吉野敏明が離党したのかを知りたい方
・嘘をつかない政治家の姿を見たい方
・日本誠真会の理念に興味がある方

 

前から参政党、というか参政党代表の神谷宗幣に対して不信感を持っていたが、参政党のでき方と言うのはヒトラーナチスの前身・ドイツ労働者党を乗っ取って行った経緯に酷似している。
 
ヒトラーが「ミイラ取りがミイラにな」ったのとは異なり、参政党は最初から神谷が代表として君臨していたので「ヒトラーののしあがり方」とは違うのだが、神谷の出自は生長の家であり、生長の家の手法である「全国草の根運動」の信奉者。
 
2007年に大阪府吹田市市議として政治家の道をスタートしたが、3年後には全国の自治体議員を組織化するための龍馬プロジェクトを主宰、こうして神谷が築いてきた人脈と政治ノウハウを細田源に活用して2020年に参政党を結成した。
 
ここからがヒトラーの道をそのまま「なぞる」ことになるのだが、外の敵を撃破していく前に、熾烈な党内の粛清から始める。
ヒトラーは発起人的なドレクスラーを無力化、最大の実力者レームやフェーダーを棚上げ、そして「お飾り的な人寄せパンダのようなエッカートの文化人人脈を根こそぎ奪って、ドイツ労働者党を全く異なる政治集団にして、その上でナチスを作り上げた。
 
2020年以降参政党で起こっている吉野敏明(反ワクチンの理論的支柱)排除などの内紛劇は100年前の第二次世界大戦前にドイツで起こっていた政治的混乱とナチスの擡頭の完全な「二番煎じ」だ。参政党が政権を担うようになれば、ナチスの悲劇の再来となる。
 
 

「極端な思想の公務員、洗い出し辞めさせる」 参政・神谷代表が発言
毎日新聞  2025/7/17 

 参政党の神谷宗幣代表が14日、松山市であった参院選の街頭演説で、公務員を対象に「極端な思想の人たちは辞めてもらわないといけない。これを洗い出すのがスパイ防止法です」と述べた。

 憲法19条は、思想や信条の自由を保障している。また、思想調査については憲法13条に基づくプライバシー権に触れる恐れがある。

 演説で神谷氏は「極左の考え方を持った人たちが浸透工作で社会の中枢にがっぷり入っていると思う」と述べており、急進左派的な思想を排除したい考えがあったとみられる。

 思想把握や選別の必要性に言及したと受け取られかねない内容で、毎日新聞は神谷氏と党に質問状を送った。

 党事務局は17日に回答を寄せ、「特定の思想を理由に公務員を辞めさせるようなことは憲法上許されるべきでない」との見解を示した。「思想信条そのものを理由に『辞めさせる』という趣旨ではない」としつつ、法令に反する行為があった場合に「相応の措置が必要であるという一般論を述べた」と答えた。

 また、「浸透工作」の意味を尋ねる質問に対しては、「特定の思想や利害を背景に、個人や団体が制度や政策決定に影響を及ぼそうとする活動」だとした。

 参政党は公約で、経済安全保障のための「スパイ防止法」の制定を掲げている。

 公務員は、国家公務員法地方公務員法などにより、政治活動には一定の制限がかかるが、思想信条の自由は保障されている。

 大阪市では2012年、橋下徹市長(当時)の指示で、全職員に対して労働組合や政治活動への関与を尋ねるアンケート調査をした。後に違法性が争われ、憲法が保障する団結権プライバシー権を侵害したと認定する大阪高裁の判決が確定している。【春増翔太】

 神谷氏の発言の該当部分は以下の通り。

 <自民党がもうアメリカの民主党みたいになっているんですよ。だから全然自民党がトランプ政権とうまくいかないでしょ。関税交渉もいかないでしょ。それは官僚ですよ。官僚、公務員。そういった極左の考え方を持った人たちが浸透工作で社会の中枢にがっぷり入っていると思うんですよ、ね。これをね、洗い出して、ね、極端な思想の人たちは辞めてもらわないといけないと思います、私は。これをね、洗い出すのがスパイ防止法です>

https://mainichi.jp/articles/20250717/k00/00m/010/308000c

 
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7/19 参院選前夜スペシャルLIVE!自公ボロ負け大胆予想を解説します
髙橋洋一チャンネル
 
髙橋洋一 7/18LIVE!いよいよ明後日は参院選
神谷宗幣は民営化について全くわかっていない

 

参院選のおかしな街頭演説「参政党神谷代表の安全保障」
髙橋洋一チャンネル 2025/07/08
神谷宗幣の知能は幼稚園児レベルだった