ピアノの名曲を聴こう _ ベートーヴェン ピアノソナタ 第7番 ニ長調 作品10-3、第8番 ハ短調 作品13『大ソナタ 悲愴』

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777 音楽、映画、美術、文学関係 youtube リンクまとめ
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ベートーヴェン名曲集
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ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン Ludwig van Beethoven(ドイツ ボン 1770 - 1827)
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ベートーヴェンピアノソナタ 第7番 ニ長調 作品10-3』

 

ホロヴィッツ


Beethoven: Piano Sonata No. 7, Horowitz (1959)

 

 


 

 


Vladimir Samoilovich Horowitz (1903-1989), Piano
Rec. May, June 1959, at Carnegie Hall, in New York [RCA]

 

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バックハウス


Beethoven: Piano Sonata No. 7 in D Major, Op. 10 No. 3 (Stereo Version)
℗ 1964 Decca Music Group Limited









BACKHAUSはベートーヴェンソナタ第7番Op.10 / 3(MONO 1953)を演奏します

 

 

ベートーヴェンピアノソナタ第7番ニ長調 Op.10-3 Beethoven:Piano Sonata No.7 in D major P ヴィルヘルム・バックハウス 1953年録音
https://www.youtube.com/watch?v=c3gQgok8SMg

 

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シュナーベル

L. V. Beethoven, Piano Sonata No. 7 - A. Schnabel (1935)
https://www.youtube.com/watch?v=u--gr-bfnK0

Recording: Novemberl 12, 1935
Piano: Arthur Schnabel (1882 - 1951)


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ベートーヴェンピアノソナタ 第8番 ハ短調 作品13 大ソナタ悲愴』


ベートーヴェン ピアノ・ソナタ 第8番 ハ短調 「悲愴」 作品13 バックハウス (Stereo Version)


1958 REC


Wilhelm Backhaus plays Beethoven Sonata No.8, Op.13 'Patetique'


Rec. 1954


Wilhelm Backhaus plays Beethoven "Pathétique Sonata" (1927)


rec. 1927

 

ベートーヴェン ピアノ・ソナタ 第8番 ハ短調 「悲愴」 作品13 バックハウス Beethoven Piano Sonata No.8
https://www.youtube.com/watch?v=7QBTSJ-xc50

P:ヴィルヘルム・バックハウス(独)Wilhelm Backhaus 1884–1969 
1958 REC

 

BEETHOVEN Sonatas ~ Wilhelm Backhaus (live recording, 1954)
https://www.youtube.com/watch?v=uAjmtiLqVds

Sonata No.8
Sonata No.17
Sonata No.25
Sonata No.26

 

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ホロヴィッツ


ベートーヴェン ピアノ・ソナタ 第8番 ≪悲愴≫ ホロヴィッツ B












Vladimir Horowitz
November 4, 1963: CBS 30th Street Studio, New York City, New York (Studio)

 

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コルトー

Beethoven, Piano Sonata No.8 in C Minor, Op.13 / Alfred Cortot ( masterclass )




A masterclass by Alfred Cortot

00:00 I. Grave - Allegro di molto e con brio
16:00 II. Adagio cantabile
24:09 III. Rondo: Allegro

Alfred Cortot, piano
( Warner )

 

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ケンプ


Beethoven Piano Sonata No. 8 in C minor, Op. 13 (Pathétique) Wilhelm Kempff 1952



Beethoven “Piano Sonata No 8, op 13 ‘Pathétique’” Wilhelm Kempff, 1956

 


Beethoven: Piano Sonata No. 8 (Pathétique), Kempff (1960)


Wilhelm Walter Friedrich Kempff (1895-1991), Piano
Rec. May 1960, in Hannover [Deutsche Grammophon]


Wilhelm Kempff - Beethoven - Piano Sonata No 8 in C minor, Op 13


Wilhelm Kempff, piano
Tokyo, October 1961


KEMPFF, Beethoven Piano Sonata No.8 in C minor, op.13 "Pathetique"





Wilhelm Kempff, piano Jan 1965

 

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シュナーベル

L. V. Beethoven, Piano Sonata No. 8, "Pathetique" - A. Schnabel (1934)
https://www.youtube.com/watch?v=lf_B7d0DDTI

Recording: April 23, 1934
Piano: Arthur Schnabel (1882 - 1951)

 

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Beethoven - The Complete (32) Piano Sonatas + Presentation (reference recording : Wilhelm Backhaus)



Piano : Wilhelm Backhaus
Recorded in 1958-59-61-63-66-68-69
except the Mono recording « Hammerklavier » in 1952

 

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シュナーベル ベートーヴェン ピアノソナタ全集

Beethoven Piano Sonatas - Artur Schnabel, piano
https://www.youtube.com/playlist?list=PLR1ivBruQrKUwFabwcANus1LUoSAm1az9

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スヴャトスラフ・リヒテル

Sviatoslav Richter plays Beethoven (1959-1986 Live Recordings) - 2022 Remastered

 

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ベートーヴェン  ピアノソナタの評価

https://classic.wiki.fc2.com/wiki/%E3%83%99%E3%83%BC%E3%83%88%E3%83%BC%E3%83%B4%E3%82%A7%E3%83%B3

 

初期ピアノソナタ

既に力強い表現への意志が発露していることには感動する。悲劇的で激情的な音楽。初めての出版作品のソナタとしての、気合いを感じる力作。しかし、音がスカスカであるのは否めず、どうしても未成熟な物足りなさを感じる。

 

明快で力強くしかも高潔な、後年のベートーヴェンの音が既に鳴っている。特に前半の2つの楽章は素晴らしい曲である。しかし、4楽章がいまいちであり、繰り返し聴いてもピンとこない。1番の音の密度の問題は改善されており、むしろ若々しい躍動感を楽しめるようになった。作品2の3曲は、20番台に匹敵する良い曲である。4楽章制のスケール感やメロディーの良さ、おおらかさ、躍動感、品の良さなど、小さくまとまっていない独自の魅力がある。ただし、曲に開眼するには、作曲技術の未成熟さを補う演奏者の力量と鑑賞者の耳の慣れが必要である。

 

1楽章が大作。全体的におおらかで胸がすくような広大さと音の躍動感が楽しい曲。

 

どの楽章も管弦楽のような交響的な音楽と感じる。メロディーにどの楽章もなかなかの魅力がある。4楽章のおおらかさと中間との対比がドラマチックで良い。

 

1楽章は冒頭のみ激情的でバランスが悪く、発想もいまいち。3楽章も性急さの雰囲気が1楽章よりは良いがやはりイマイチである。2楽章は真心に溢れた美しい曲であり、この楽章だけならば価値は高い。全体にハ短調の曲として悲愴ソナタの準備となる曲と思うが、レベルは落ちる。

 

まだ荒削りだが、音に若干の成熟が見られる。コンパクトで、個性的な楽章の集まった曲という印象。作品2のような壮大な野心は感じない。どの楽章もまあまあだが、1楽章は面白みがもの足りないと感じる。

 

四楽章で荒削りでイマイチな部分と素敵な部分が混在している。

 

2楽章はベートーヴェン生涯でも屈指の名メロディーだ。何度聴いても本当に素敵だなあと感嘆する。1楽章はこの時期にしては大変な力作である。悲壮感や憂いなど、多くのものが詰め込まれている。3楽章の性急さと多くの詰め込まれた楽想はベートーヴェンの努力を感じる。ピアノ書法や音響の豊かさや構成の緊密さなどの完成度の高さは後年に及ばない。しかし、若い瑞々しい感性と本気度が、持ち前の才気とぶつかり合って融合し、時間をかけて集めたのであろう多くの多彩なアイデアをぎっしり詰め込んだことで、強烈な魅力を放つ作品になっている。

 

10番とともにしなやかで優美な印象が強い。活き活きとした感じを残しつつも、初期のような角があり無理のあるピアノ書法がだいぶ無くなり中期に近づいてきた印象

 

9番同様にしなやかで優美な魅力。コンパクトによくまとまっている。

 

四楽章の雄大さと優美さを兼ね備えた力作。後半の二つの楽章がキャッチー。

 

ソナタ形式の楽章がなく画期的な曲ではある。葬送行進曲はいい曲だが、英雄交響曲のそれと比較してしまうとかなり物足りないといわざるをえない。他の楽章も中期に向かう興味深さはあるが観賞曲としての素晴らしさは足りない。

 

中期ピアノソナタ

全編どこか内面を向いた曲調で、前を向いた明快な快活さに欠ける。まさに幻想風の自由な曲なので落ち着かないのだが、分かってくると実はあの「月光」と一緒に出版されただけのことはある良い曲である。

 

1楽章は発想が素晴らしい。シンプルだがベートーヴェンの作品の中でも屈指の強烈で天才的な詩情を見せている。暗黒の闇に溶け込んでいく、タッタターというモチーフのかっこよさには痺れる。2楽章は両端の音楽に息をつく暇ががないので、間奏として丁度よい。3楽章は全く隙がなくて、とにかくめちゃくちゃカッコいい曲。切れ味の鋭さはベートーヴェンの中でも屈指の出来である。

 

1楽章の主題は田園風という愛称がふさわしい曲。しかし、全体は田園交響曲のような標題音楽ではなく他の多くと同様に抽象的なソナタである。内容充実で中期らしさが顕著になってきている。

 

どの楽章も印象がかなり薄い。

 

評価しにくい曲。一楽章はかっこいいのだが、やや通俗的な感じがしてしまう。二楽章はベートーヴェンの本気曲で登場する緩徐楽章らしい音楽で素晴らしい瞬間もあるが、密度が薄い。三楽章は無窮動の曲だが、1楽章と同様に通俗的な野暮さが気になる。どうしても自分の中で1楽章や3楽章が熱情ソナタと類似する部分があるために、その縮小版と位置づけて聴いてしまう。

 

明るくて飛び跳ねるような快活さにあふれており、マイナーだが結構いい曲である。

 

学習者におなじみの2曲の易しいソナタの一曲目。一楽章は並だが二楽章は活き活きとしたいいロンド。

 

おなじく学習者にはお馴染みの曲。両楽章ともいい曲。よい出来である。

 

ハ長調で広大なスケール感と運動的な音の動きの感覚が売りの曲。沢山の素材を使った雄大で快活な一楽章。2は間奏曲。胸のすくような広大な三楽章が素晴らしい。

 

まるで巨大な二曲の間奏曲のよう。この曲をシューマンが評価したそうだ。特に2楽章はシューマンに似ている。同じパッセージを使いながらうねって雰囲気を作る感じは、小品集に入っていても違和感が無さそう。1楽章も2つの楽想の対比があまりソナタの楽章ぽくない。ベートーヴェンの曲としては異色。1楽章はたいした曲ではないが、2楽章もはやロマン派のピアノ曲のようで先進的でなかなか良い。

 

1楽章は、武士の居合い抜きのような静寂と一瞬の動きの対比が生む独特の緊張感が面白い。第2主題が渋くてよい。2楽章は幻想的で甘い切なさもある、大変美しい変奏曲。音を細分化していく変奏曲は数多くあるが、音楽が高揚して奔流のようになることで、これほどまでに感動的に心をゆり動かすことは少ない。3楽章は無窮動であり、急かされ走り抜ける緊迫した激情が息をもつかせないものであり、非常にかっこいい。どの楽章も本当に素晴らしいくて、完成度が高い。

 

1楽章の穏やかで優しい気持ちになる曲想で素敵な曲。2楽章は1楽章のような素晴らしさがないのだが、1楽章の素敵さだけで大いに価値がある。1楽章は愛しい人の甘い思い出や人柄を回想するような曲である。

 

各楽章が短いこと、主題がシンプルであることから、ソナチネに分類したいような曲。内容は悪くないが、この時期にしては特に優れているわけではない。勢いにまかせたような1楽章と軽快でコミカルな3楽章の間に、童謡のように素朴な2楽章が挟まっているというシンプルながらも面白い構成を楽しむ曲。

 

ルドルフ大公への親愛の情を込めた曲として全体に真心を感じられていい。人気曲のようだが、個人的には上位には属するものの特別にいい曲とは思わない。

 

ピアノの歌わせ方がシューベルトのようだ。心にぐっと迫るくるものがある。特に二楽章は素晴らしい。

 

後期ピアノソナタ

後期らしさが顕著になった曲。どの楽章も温かみがあるシンプルながらも柔らかい響きが美しい素敵な曲。全体が綺麗にまとまっている最後の曲。

 

圧倒的な巨大建築のような壮観さと交響曲と同等のスケール感は、結局のところロマン派以降の誰も真似をしようとしなかった。オンリーワンの怪曲といえる。交響曲のように堂々として立派な1楽章。ブルックナーのように深淵の底を逍遥するような雰囲気の長大な3楽章は素晴らしい。4楽章の高速なフーガはものすごい迫力であるが、正直なところ普通の音楽として鑑賞するのは困難と感じる。

 

1楽章はシャガールの絵のように幻想的な大伽藍である。少しヘンな曲だが何度も聞いて理解が進み、幻想性に浸れるようになると大変美しいと感じる。2楽章が少し野暮で、現実に一時的に引き戻される。そして、この曲の核心はなんといっても三楽章の変奏曲である。あまりにも美しく、温かみを持って人生の素晴らしさを回想するかのごとく切々と心に訴えかける素敵な主題の魅力は大変なものである。それを何度もかみ締めるように繰り返していきながら、自由に大きく変容して行く変奏もすごい。32番の変奏曲のような究極的に突き詰めた彼岸の世界の凄みはない代わりに、人間的な心温まる現実的な素晴らしさでは上回る。

 

1楽章は非常にまとまりがよく、美しい冒頭から心惹かれる。静謐さとおおらかさと幻想性とまとまりが共存して絶妙なバランスで成り立っているのが素晴らしい。2楽章は現実的であるが、特段の特別性はないと思う。3楽章がなんといっても驚異的な後期ベートーヴェンならではの傑作であり、この曲の価値の多くはこの楽章にある。嵐の中で孤独を耐えるような嘆きの歌や、晴れ晴れとした気持ちや人生の前向きな気持ちを描いたようなフーガ。自由度の高い複数の場面転換が驚異的な効果を産んでおり、あまりにも強烈に心を揺さぶる。曲を聴き混んで全部覚えると、虜になって二度と離れられなくなるような強烈な魅力がある。フーガはバッハが築いた世界を独自に敷衍し、後期らしい自由さとともに人間の心に深く力強く訴えるものを持っており、素晴らしい出来である。最後の歓喜溢れる気分にもっていく場面は素晴らしい。

 

1楽章はハ短調らしい正統派の緊張感があり、なかなかよい。緊張度が高く、鋭く無駄をそぎ落としたような曲であり、対位法の効果が印象的。ただ、若干の無理を通して主題をつなげてソナタを成立させているような印象があり、聴きにくさを感じさせるため、個人的には愛着を感じない。前2曲と違い、とってつけたようなスケルツォが無いのは良いところ。長大な変奏曲である2楽章は、晩年の多くの傑作変奏曲の中でも特に自由であり、魂が身体から分離して宇宙のはるか彼方の遠くに連れて行かれるような感じのする、驚異的な曲である。時代を60年先取りし、肥大化したロマンを極めたかのような境地に達したベートーヴェンの凄みがここにある。