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室内楽の名曲を聴こう _ ベートーヴェン『ピアノ三重奏曲第7番 変ロ長調 作品97 大公』、「カカドゥ変奏曲」ト長調 作品121a

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ベートーヴェン名曲集
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ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン Ludwig van Beethoven(ドイツ ボン 1770 - 1827)
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ベートーヴェンピアノ三重奏曲第7番 変ロ長調 作品97 大公』


Cortot, Thibaud, Casals - Beethoven : Piano Trio "Archduke" Op.97




Alfred Cortot, piano, Jacques Thibaud, violin
Pablo Casals, cello
transfer from Jpn Victor 78s / JI-80/4(58271/80)
recorded 1928, 11/18-19 & 12/3, Small Queen's Hall, London

 

 


Cortot, Thibaud, Casals - Beethoven Archduke, Trio Op.97 in B flat Major






Alfred Cortot, piano
Jacques Thibaud, violin
Pablo Casals, cello


Recorded November 18/19,1928
in Small Queen's Hall, London by The Gramophone Co.

 

 

ベートーヴェン:「カカドゥ変奏曲」ト長調 作品121a
Beethoven Kakadu Variations in G Major ,Op.121a(Casals,Thibaud,Cortot 1926)
https://www.youtube.com/watch?v=Rjm6yefzi6c
https://www.youtube.com/watch?v=QCNgmshf1KQ
https://www.youtube.com/watch?v=sTPFj0od7hY
https://www.youtube.com/watch?v=0B94NgUyCpQ
https://www.youtube.com/watch?v=cdLEn789-g4

Beethoven Variations in G Major on Wenzel Muller's Ich bin der Schneider Kakadu,Op.121a

Jacques Thibaud(Violin)
Pablo Casals(Cello)
Alfred Cortot(Piano)
6 July 1926

 
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ベートーヴェンピアノ三重奏曲の評価

https://classic.wiki.fc2.com/wiki/%E3%83%99%E3%83%BC%E3%83%88%E3%83%BC%E3%83%B4%E3%82%A7%E3%83%B3

娯楽作品の印象が強い。そしてまったりしすぎであまり面白くない。

 

1番と同様の印象。爽やかではあるが面白くない。

 

1、2番と比較して少し成長している気がする。1楽章に少し充実感があるし、他の楽章も多少見所がある。

 

1楽章はメロディーがつまらないため魅力がない。2楽章は楽器に存分に歌わせる楽章で、高い価値があるのはこの楽章のみである。3楽章は1楽章ほどではないがあまり魅力がない。

 

1楽章は冒頭のいきなりのユニゾンに驚かされるが、それ以外は面白くない。2楽章は痛切な感情を押し殺しているようなじわじわとした雰囲気で少し面白い。3楽章は活気ある雰囲気でそれなりに楽しめる。

 

1楽章は叙情的ではあるがぱっとしない感じで面白くない。2楽章も3楽章も4楽章もベートーヴェン中期らしからぬ平凡さであり、まるで2流作曲家のようだ。全体にベートーヴェン中期の作品にしては駄作だと思う。同時期ならフンメルのピアノ三重奏曲の方が優れているかもしれない。

 

古今の室内楽を代表する一曲だろう。親しみやすさ、旋律の豊かさ、しなやかさ、漂う高貴な気品がすばらしい。規模が大きく雄大であり、ゆったりとした時間の流れを楽しめる。爽やかな風のような心地よい気分になれる曲でありながら、しかし濃密な時間が流れる。構成はがっしりとしていて手応え十分である。
 

 

ベートーヴェンの弦楽三重奏曲の評価

  • 弦楽三重奏曲第1番 変ホ長調 Op.3(1794年)
    • 3.0点
ベートーヴェンらしい高潔さと力強さを感じられる。初期の室内楽の中では単なる娯楽性に終わらない芸術性を感じる作品となっている。

 

後年の成長の萌芽が沢山秘められている曲だが、冗長であるとともに、三重奏の音の薄さが気になってしまう。弦楽四重奏の作曲の練習に書いたという価値しか見いだせないと思ってしまう。二楽章の歌心あふれる音楽はなかなか良いのだが。

 

感想は2番とほぼ同様だが、短調の2楽章が効果的なのと、ベートーヴェンらしい3楽章のメヌエットや活発な4楽章も悪くないので少し上だと思う。

 

前半の2楽章はなかなか立派な曲。後半は物足りないのだが、初期らしい爽やかさと、一生懸命頑張っている感じは悪くない。

 

  • 弦楽三重奏のためのセレナード ニ長調 Op.8(1797年)
    • 2.5点
娯楽作品であり、曲はバラエティーに富んでいる。また、弦が3本しか無いが、音が薄いことへの不満は無い。しかし、自分の聴いた演奏のせいなのかもしれないがあと一歩の何かが足らない。

 

弦楽五重奏曲

作品103の8重奏を編曲したもの。穏やかな雰囲気で落ち着いて聴ける曲だが、初期過ぎて発想も音の使い方も個性が無く、凡庸で面白くない。

 

  • 弦楽五重奏曲 ハ長調 Op.29(1801年)
    • 3.5点
初期の弦楽四重奏曲より優れているのに、聴かれる事が少ないのはもったいない。堂々とした巨匠の香りが漂う作品であり、2楽章のピチカートに乗ったとろけるようなメロディーの部分など魅力的な箇所が多くある。

 

  • 弦楽五重奏曲(フーガ)ニ長調 Op.137(1817年)
    • 2.0点
弦楽五重奏のためのフーガ。2分の短い曲であり内容もありきたりに聞こえた。特に感想を持てるほどの作品ではない。

 

その他の室内楽

悪い曲ではなく、くつろいだ気分で管楽器の合奏をまったりと楽しめるのだが、ベートーヴェン作品に求めたい優秀さがほとんど感じ取れない。平凡な作曲家の作品のような印象。

 

  • 六重奏曲 変ホ長調 Op.81b(2つのヴァイオリン、ヴィオラ、チェロ、2つのホルン)(1795年)
    • 3.0点
ホルンの響きと合奏を楽しむことは出来るが、あまり弦楽四重奏との絡みを楽しめないし、ホルンパートの魅力も今一歩で、ベートーヴェンの管楽器入りの合奏曲の中ではいまいちな部類である。

 

3本の管楽器のアンサンブルの爽やかな美しさを楽しめる。曲は取り立てて優れている訳ではないが、初期ベートーヴェンらしい気品と清々しさとセンスは活かされている。

 

  • ピアノと管楽器のための五重奏曲 変ホ長調 Op.16(1796年)
    • 3.3点
2楽章が管楽器らしい音の温かさを生かした美しいかんじょ楽章で素晴らしい。1,3楽章は管楽器の合奏を楽しむ娯楽作品であり、優秀ではあるが名作というほどではない。

 

まだベートーヴェンらしさがあまり感じられない。娯楽作品だが、管楽器の合奏曲として、耳に優しく優美で温もりのある響きと音色や楽器の絡みを案外楽しむことが出来る。

 

  • 6つのドイツ舞曲(アルマンド)WoO.42(ヴァイオリン、ピアノ)(1796年)

 

全2楽章の短い曲。1楽章はコンパクトなソナタでメロディーに魅力ある。2楽章はあまり面白くない。

 

大編成であり、オーケストラ並みの声部数と重奏の楽しさを味わえる。どの楽章もセンス満点で心から楽しめる名作。娯楽性の高い作品でありながらベートーヴェンの天才を存分に味わえるのが新鮮。

 

1楽章はまさに初期らしい内容で、すっきりとした爽やかで快活なソナタ。2楽章は短くて間奏曲の役割。3楽章は伸びやかなロンド。あまり話題に挙がらない曲だがホルンの魅力とあいまってかなり魅力的。聴後にすがすがしい印象を残す作品である。

 

  • フルート、ヴァイオリン、ヴィオラのためのセレナード ニ長調 Op.25(1801年)
    • 2.5点
娯楽的なセレナード。特殊構成であり、フルートの明るさを楽しめるものの、低音が無いためフワフワとした音響。作曲者の気合いをあまり感じず面白くないが、長い4楽章と6楽章は割と優れている。

 

  • ピアノとフルートのためのセレナード ニ長調 Op.41(1803年)
    • 2.5点
作品25を他人が編曲しベートーベンは校訂だけをしたそうだ。こちらの方が楽器構成としては親しみやすいが、編曲がいけてない。ただ、4、6楽章がやはり優れているのは作品25と同様である。

 

  • 四手のための3つの行進曲 Op.45(1803年)

 

弦楽三重奏曲op8の他人による編曲。編曲はなかなか優秀で、音が薄くてピアニスティックでないものの、十分に曲を楽しめる。

 

  • フルートまたはバイオリンの伴奏を持つピアノのための6つの主題と変奏 Op.105(1817年)
    • 2.5点
シンプルな変奏曲集。フルート学習者には良さそうだが、一般的な鑑賞にはあまり向かない。民謡が主題なので親しみやすく聴きやすい曲もある。

 

  • フルートまたはバイオリンの伴奏を持つピアノのための10の主題と変奏 Op.107(1820年
    • 3.3点
作品105と同様の小さな変奏曲集だが、主題の魅力も変奏の自然さ音楽の美しさは作品105よりかなり上であり、民謡の主題の素朴な楽しさもあって何度も聞いてみたい曲になっている。

 

  • 大フーガ(Op.133を四手のために編曲)Op.134(1826年)
    • 3.0点
大フーガのピアノ用編曲だが、やはりこちらよりも元の弦楽の方が声部の聞き取りが容易でテーマの力強さがいかされるので良いと思う。このピアノ版の方がマイルドで耳に痛くないので最後まで簡単に気楽に聴き通せる利点はある。