交響曲の名曲を聴こう _ ヴィルヘルム・ステーンハンマル 交響曲 第1番、第2番

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モーツァルトは文部省唱歌と同じ様に懐メロとして聴かれている
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ゲルマンの音とはワーグナーが広めた如何にも意味有り気で奥深く感じさせる演奏様式の事 - 777ブログ
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ヴィルヘルム・ステーンハンマル Carl Wilhelm Eugen Stenhammar(スウェーデン ストックホルム 1871 - 1927)
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ヴィルヘルム・ステーンハンマルの交響曲の評価https://classic.wiki.fc2.com/wiki/%E5%8C%97%E6%AC%A7%281879%E5%B9%B4%E3%81%BE%E3%81%A7%29

北欧の作曲家としては、グリーグとシベリウスに次ぐ存在の一人とのこと。イメージは爽やかさと透明感のあるバランス良い実力派という印象である。

 

  • 交響曲 第1番 ヘ長調 (1902年 - 1903年)
    • 4.0点
馥郁とした豊かで柔らかい響きの巨匠的な品格ただよう1楽章はなかなかの名品。3楽章もロマン派交響曲の屈指の中間楽章と呼びたいほどの美旋律と自然を感じさせる豊穣な音楽世界が大変に秀逸である。オーケストレーションがかなり良いように聴こえる。ロマン派の発見した良さを交響曲の楽章として最高度に結晶させている。他の楽章もなかなかの力作で十分に曲の価値をキープして楽しませてくれる。感動的なフィナーレは見事な盛り上げ方であり、いいものを聴いたと胸が一杯になる。作曲家の独自性は2番の方があるが、1番も大変な傑作である。
 
  • 交響曲 第2番 ト短調 作品34(1911年 - 1915年)
    • 4.0点
北欧の厳しさを伴った大自然を感じさせるところはシベリウスに似ていて、ゾクゾクする素晴らしさがある。音使いが室内楽のように簡素でポリフォニックな印象が強いが、それでもオケとしての十分な演奏効果を上げている。壮大な世界の広がりと凍てつく空気と氷の大地を感じさせる1楽章はかなり良い。他の楽章も素晴らしい。没入感があり良い音楽を堪能させてもらえて幸せな時間を過ごせる名作である。時々音の密度感の不足に物足りなさを感じるときがあるものの、全体としてはこれは難解で晦渋なシベリウスの交響曲よりも優れているかもしれない。マイナーなのが驚きの名曲。

 

  • 交響曲 第3番 ハ長調(1918年か1919年、断片的なスケッチ)

 

  • セレナード ヘ長調 作品31(1908年 - 1913年、1919年 改訂)
    • 4.0点
見事な管弦楽法でセレナーデらしい愉しませつつ、高度で密度が高く品位も高い音楽を実現している。この曲にはマイナー曲に何かしらある物足りなさがほとんど感じられない。まさに大作曲家の作品らしい隙のなさと磨き上げられた完成度である。完成度で比較するなら交響曲よりも上であろう。もし人口に膾炙するようなメロディーを一つでも産み出して取り込めていたら、有名曲になれた作品である。北欧らしさがありつつも交響曲より色は薄めであり、かなりドイツ的である。ドイツならではの重厚などっしりとした手ごたえ感があるが、しかし北欧らしい情景の要素や、品のよい遊び心のあるセンスとふわっとした軽やかさがあるのが楽しい。

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ステーンハンマル作品集
 
ネーメ・ヤルヴィ
Gothenburg Symphony Orchestra, Neeme Järvi - Stenhammar: Symphonies Nos. 1 & 2, Serenade, "Excelsior!" (Full Album) - YouTube
https://www.youtube.com/playlist?list=PLrBaHrRjsdLcWGmgf-b7e-ONHlDyE5RJK
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Stenhammar, Wilhelm (February 7, 1871 – November 20, 1927) - YouTube
https://www.youtube.com/playlist?list=PL9DR7BddmdcePHFjXXSlXth2poIRGDi1Z
 
 
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交響曲 第1番 ヘ長調 
 
ネーメ・ヤルヴィ
Stenhammar: Symphony No. 1 in F major (1902-03)


Gothenburg Symphony Orchestra
Neeme Järvi
℗ 1995 Deutsche Grammophon GmbH, Berlin
 

Stenhammar Symphony No. 1 (Live)


orch Göteborgs symfoniker
cond Neeme Järvi


Wilhelm Stenhammar - Symphony No.1 (Live)


THE GOTHENBURG SYMPHONY ORCHESTRA
Conductor: Neeme Järvi
 
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Wilhelm Stenhammar - Symphony No.1 in F-major (1903)


Orchestra: Sveriges Radios Symfoniorkester
Conductor: Yevgeny Svetlanov


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交響曲 第2番 ト短調 作品34
 
ネーメ・ヤルヴィ
Stenhammar: Symphony No. 2 in G Minor, Op. 34


Gothenburg Symphony Orchestra
Neeme Järvi
℗ 1995 Deutsche Grammophon GmbH, Berlin
 
Stenhammar Symphony No. 2


orch Göteborgs symfoniker
cond Neeme Järvi
 
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ブロムシュタット
Stenhammar: Symphony No. 2 in G Minor, Op. 34 & Serenade in F Major, Op. 31 (Live) - YouTube
https://www.youtube.com/playlist?list=OLAK5uy_mootfw2Hpvf7A7FICIJMu5Ni0cPPrMl3U

℗ 2019 BIS
Orchestra: Gothenburg Symphony
Conductor: Herbert Blomstedt
 
Stenhammar: Symphony No. 2 / Blomstedt · Berliner Philharmoniker


Herbert Blomstedt, conductor
Berliner Philharmoniker
Recorded at the Berlin Philharmonie, 18 May 2019.
The Berliner Philharmoniker's Digital Concert Hall:
 
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Wilhelm Stenhammar - Symphony No.2 in G-minor, Op.34 (1915)


Orchestra: Stockholms Filharmoniska Orkester
Conductor: Stig Westerberg
 
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Wilhelm Stenhammar - Symphony No. 2 in G Minor, Op. 34


Performed by the BBC Philharmonic
Conducted by Vassily Sinaisky
 
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交響曲 第3番 ハ長調(1918年か1919年、断片的なスケッチ)

 

ゲンナジー・ロジェストヴェンスキー

Wilhelm Stenhammar - Fragment from Symphony No.3 (1919)


Work: Fragment from Symphony No.3 (1918 - 19) Orchestrated and concert ending by Tommy B. Andersson.

Orchestra: Royal Stockholm Philharmonic Orchestra
Conductor: Gennady Rozhdestvensky

 
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ヴィルヘルム・ステーンハンマル
Wilhelm Stenhammar


カール・ヴィルヘルム・エウフェーン・ステーンハンマル(Carl Wilhelm Eugen Stenhammar, 1871年2月7日 - 1927年11月20日)は スウェーデン作曲家ピアニスト指揮者

生涯

1887年から1892年までストックホルムピアノオルガン作曲を学び、1892年春にピアニストとしてデビュー。同年秋から翌年まで、ベルリンにピアノ留学。この頃からステーンハンマルは、コンサート・ピアニストとして、熱心かつ積極的に活動を行う。とりわけ、作曲家・ヴァイオリニストトール・アウリンとのデュオや、アウリン弦楽四重奏団との共演に熱意を寄せた。


1897年秋に、初めて指揮者として公開演奏に乗り出し、これ以降、作曲活動を別とすれば、指揮が生涯の長きにわたって活動の中心を占めた。1900年1901年にストックホルム王室歌劇場の楽長に就任。1906年または1907年から 1922年までの間、エーテボリ交響楽団(スウェーデン初のプロの常勤オーケストラ)の首席指揮者を務め、多くの同時代のスカンジナヴィアの音楽を上演した。1923年から1925年まで、再びストックホルム王室歌劇場の楽長に復帰。1909年に短期間、ウプサラ大学の音楽監督を務めたが、翌年この職務をアルヴェーンに引き継いでいる。
ステーンハンマルは生涯を通して、スカンジナヴィアの音楽界で高い尊敬を勝ち得、多くの名声ある同僚たちと親交を保った。1916年にイェーテボリ大学より名誉博士の学位を受けた。

作風

ステーンハンマルは、スウェーデンの最も重要な作曲家の一人である。同世代のアルヴェーンとともに、ベルワルド以降の最も重要な交響曲作家でもある。
ステーンハンマルは、様式的に見て後期ロマン派音楽の作曲家である。当初は、完全にベートーヴェンワーグナーブルックナーブラームスらに影響されて、力強さと激しい情感を伝える重厚な作品を書いた。しかしながら、友人のニールセンシベリウスの手引きで、そのような美学を疑うようになり、新ドイツ楽派から徐々に背を向けた。
1910年を境にステーンハンマルは、新しい理想を成熟させ、それ以降は、「北欧風」の抑揚を目標に掲げ、効果なしでも成り立つような、「透明で飾り気ない」音楽を作曲しようとした。この頃からステーンハンマルの作品は、民謡の旋律法にしたがって形成され、教会旋法の活用や、ある種の真に簡潔な表現によって、紛うことなき「スカンジナヴィア風」の抑揚が展開されている。それにもかかわらず、高度な作曲技法は、わけても明白なポリフォニーが表現に加味されることによっても明らかである。この新しい様式の典型的な作品が、ドーリア旋法を用いた『交響曲第2番』にほかならない。

作品

歌劇

  • 『ソールハウグの宴』 作品6(1893年
  • 『ティルフィング』 作品15(1898年

管弦楽曲

声楽曲

  • カンタータ『一つの民族』 作品22(1905年
  • カンタータ『歌』 op.44(1921年
  • 合唱曲、約60曲の歌曲

室内楽曲

  • 弦楽四重奏曲第1番ハ長調 作品2(1894年
  • 弦楽四重奏曲第2番ハ短調 作品14(1896年
  • 弦楽四重奏曲第3番ヘ長調 作品18(1900年
  • 弦楽四重奏曲第4番イ短調 作品25(1909年
  • 弦楽四重奏曲第5番ハ長調 作品29(1910年
  • 弦楽四重奏曲第6番ニ短調 作品35(1916年
  • ヴァイオリンソナタイ短調 作品19(1899年または1900年

ピアノ曲