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ジョヴァンニ・ヴィオッティ Giovanni Battista Viotti(イタリア ピエモンテ州 1755年5月12日 - 1824年3月3日)
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クラシック音楽の作曲家の主要作品とその評価
クラシック音楽 一口感想メモ
https://classic.wiki.fc2.com/
クラシック音楽の感想メモを書いています。
主要作曲家の主要な器楽曲全ての感想を書くことを目標にしています!
ジョヴァンニ・ヴィオッティ『ヴァイオリン協奏曲』の評価
https://classic.wiki.fc2.com/wiki/%E3%82%A4%E3%82%BF%E3%83%AA%E3%82%A2
- ヴァイオリン協奏曲第22番イ短調
- 3.0点
ヴィオッティ ヴァイオリン協奏曲第22番イ短調
ボベスコ
Viotti, Violin Concerto No 22, Bobesco
Violin : Lola Bobesco
Staatliche Philharmonie Rheinland-Pfalz
Kurt Redel
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ヴィオッティ ヴァイオリン協奏曲 22番 イ短調 グリュミオー Viotti Violin Concerto No.22 in A minor
Vn:アルテュール・グリュミオー Arthur Grumiaux
Cond:エド・デ・ワールト Edo de Waart
アムステルダム(ロイヤル)・コンセルトヘボウ管弦楽団
1969 REC
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Viotti / Peter Rybar, 1952: Violin Concerto No. 22 in A Minor - Winterthur Symphony Orchestra
From the LP you see above, issued in 1952 on the Westminster label, catalogue number WL 5049. Peter Rybar, violin.
ヴィオッティ ヴァイオリン協奏曲第22番http://www.hananoe.jp/classical/gakunomori/gakunomori149.html
フランス革命後、ヴィオッティは不遇の身となり、ロンドンへ行き、演奏家・作曲家として活動を続けていた。有名なヴァイオリン協奏曲第22番が書かれたのはこの時期とみられている。1819年にはフランスに戻り、オペラ座の指揮者を務めていたが、晩年はまたロンドンへ渡り、1824年に同地で亡くなった。
ヴィオッティの師はトリノの宮廷楽団の花形だったガエターノ・プニャーニであり、プニャーニの師はジョヴァンニ・バッティスタ・ソミスである。そして、ソミスの師はアルカンジェッロ・コレッリという風にさかのぼることが出来る。そんな偉大なる系譜の中で、ヴィオッティは演奏家のみならず教育者としても大きな役割を果たし、若きヴァイオリニストたちにとって教祖的な存在となった。
18世紀末から19世紀前半にかけて活躍したピエール・ロードも、ピエール・バイヨも、ヴィオッティの門弟である。さらに、ベートーヴェンからヴァイオリン・ソナタ第9番を献呈されたロドルフ・クロイツェルや、ニコロ・パガニーニの伝記に必ずと言っていいほど名前が出てくるアウグスト・ドゥラノフスキにも、大きな影響を与えた。後年はシャルル・オーギュスト・ベリオにも教えていた。ヴィオッティに学び、バイヨにも学んだベリオは、周知の通り、「フランコ=ベルギー楽派」の創始者として名を残すことになる。
現在、ヴィオッティの名前はヴァイオリン協奏曲第22番の作曲者として知られている。その生涯に完成させたヴァイオリン協奏曲は29作品もあるのだが、人気も評価も第22番に集中しているようだ。作曲時期については1792年、1793年、1795年、1797年、1798年など諸説あり、19世紀に入って間もなく各地で演奏されるようになったとみられる。
この傑作は、ベートーヴェンやブラームスがヴァイオリン協奏曲を作曲する上で大いに参考にされた。特にブラームスの偏愛ぶりは相当なものだったようで、ヨーゼフ・ヨアヒムと共に第22番を何度も愛奏し、そのたびに感激していた。これはブラームスのヴァイオリン協奏曲が好きな人なら、誰もが知るエピソードだ。
第1楽章はモデラート。イ短調の和音の後、哀感と陰翳に富む美しい第一主題が奏でられ、その後、優雅な第二主題が現れ、独奏ヴァイオリンが登場する。独奏ヴァイオリンが弾く第一主題は変奏されおり、甘くのびやかなカンタービレで強く印象付けられる。そこから巧みな変奏、装飾音、移調が駆使され、一分の隙もなく展開部、再現部へと続いてゆく。
第2楽章はアダージョ。ホ長調の主題は穏やかな美しさを持っているが、独奏ヴァイオリンがこの主題を変奏して弾く時、それが第一楽章の第一主題の分身であることに気付かされる。中間部で管弦楽がホ短調で楽句を響かせると、すぐに再現部に入り、冒頭の主題が独奏ヴァイオリンによって静かに奏でられる。
第3楽章はアジタート・アッサイ。ロンド形式で、軽やかだが鋭さを持つイ短調の主題が独奏ヴァイオリンによって奏でられる。管弦楽がそれを受け継いだ後、やはりイ短調の新しい歌謡的な旋律が独奏ヴァイオリンによって歌われ、間もなくハ長調へと移行する。ここから再びイ短調へと戻るまでの経過部がユニークで、徐々に陰翳が深くなり冒頭のロンド主題が再現される。カデンツァは珍しく伴奏つきで演奏され、最後にロンド主題を奏でた後、力強い総奏によって曲は閉じられる。
優雅さ、哀切さ、甘さ、翳りをすべて備えた作品である。魅力的なフレーズをちりばめ、ソリストを自由に活躍させ、たっぷりとヴァイオリンを歌わせて、その音色を堪能させる工夫も施されている。管弦楽の方も中身のない派手さや単調さに陥ることなく、各パートを美しく、時に劇的に響かせ、豊かな音色で聴き手の耳を奪う。ソリストだけが目立てば成立するタイプの協奏曲ではないのだ。しかも、全楽章を通して不自然なもの、わざとらしいものがなく、労苦の跡も感じさせない。一切の無駄なく、完璧にまとまっている。演奏時間は大体30分弱だが、私はこの作品を聴いて長いと感じたことがない。
ほかにもダヴィッド・オイストラフ、ユーディ・メニューイン、オスカー・シュムスキー(ピアノ伴奏版)、アイザック・スターン、ズザーネ・ラウテンバッヒャー、イツァーク・パールマンといった錚々たる演奏家が録音している。どれも名演であり、誰が抜きん出ているとは言い難い。ただ、やはり「フランコ=ベルギー楽派」の流れを汲む演奏は聴いておくべきだろう。アルテュール・グリュミオー独奏、エド・デ・ワールト指揮、ロイヤル・コンセルトヘボウ管(1969年録音)の演奏と、ローラ・ボベスコ独奏、クルト・レーデル指揮、ライン・パラティナ国立管(1980年録音)である。特にグリュミオーの艶やかな美音となめらかなフレージングは、いかにもヴィオッティの音楽にふさわしいものに思える。
http://www.hananoe.jp/classical/gakunomori/gakunomori149.html