交響曲の名曲を聴こう _ オネゲル 交響曲 第2番、交響曲第3番『典礼風』、交響曲第4番『バーゼルの喜び』

ウェブブラウザに Brave を使うと、広告なしで youtube を視聴することができます
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14131432

スマホやノートパソコンを使っていると失明する
http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/342.html
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/903.html

【Windows 10・11】ブルーライトカットの設定方法!
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=16832096

777投稿集
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14038024

777ブログ のカテゴリー一覧
https://blog.hatena.ne.jp/a111111jp/a111111.hatenablog.com/categories

世界の音楽 カテゴリーの記事一覧 - 777ブログ
https://a111111.hatenablog.com/archive/category/%E4%B8%96%E7%95%8C%E3%81%AE%E9%9F%B3%E6%A5%BD

交響曲 カテゴリーの記事一覧 - 777ブログ
https://a111111.hatenablog.com/archive/category/%E4%BA%A4%E9%9F%BF%E6%9B%B2

ヴァイオリン・チェロ曲 カテゴリーの記事一覧 - 777ブログ
https://a111111.hatenablog.com/archive/category/%E3%83%B4%E3%82%A1%E3%82%A4%E3%82%AA%E3%83%AA%E3%83%B3%E3%83%BB%E3%83%81%E3%82%A7%E3%83%AD%E6%9B%B2

室内楽 カテゴリーの記事一覧 - 777ブログ
https://a111111.hatenablog.com/archive/category/%E5%AE%A4%E5%86%85%E6%A5%BD

オペラ カテゴリーの記事一覧 - 777ブログ
https://a111111.hatenablog.com/archive/category/%E3%82%AA%E3%83%9A%E3%83%A9

欧米の女性ヴォーカル カテゴリーの記事一覧 - 777ブログ
https://a111111.hatenablog.com/archive/category/%E6%AC%A7%E7%B1%B3%E3%81%AE%E5%A5%B3%E6%80%A7%E3%83%B4%E3%82%A9%E3%83%BC%E3%82%AB%E3%83%AB

クラシック音楽の名演奏家の録音への youtube リンク
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14145445

モーツァルトは文部省唱歌と同じ様に懐メロとして聴かれている
https://a111111.hatenablog.com/entry/2025/05/07/215028  

ゲルマンの音とはワーグナーが広めた如何にも意味有り気で奥深く感じさせる演奏様式の事 - 777ブログ
https://a111111.hatenablog.com/entry/2025/05/29/215211

華麗なる芸術都市の光と闇 “魔の都”ウィーンに響く天才歌手グルベローヴァの美声 - 777ブログ
https://a111111.hatenablog.com/entry/2025/05/29/215119


▲△▽▼

オネゲル(Arthur Honegger,1892 - 1955)
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=16830706

 

オネゲルの交響曲の評価https://classic.wiki.fc2.com/wiki/%E3%82%AA%E3%83%8D%E3%82%B2%E3%83%AB

 

フランス六人組の一人といってもスイス人であり、交響曲などかなり深刻で構築性がある。室内楽や協奏曲はそれぞれ雰囲気が違う。

 

  • 交響曲第1番(1930年)
    • 3.3点
ラヴェルのように響きが軽やかで色彩的。ストラヴィンスキーのようにリズムが生き生きとしている。交響曲らしい重さは他の交響曲と比較すると少ないが、多少は感じられるし、最後の感動的なコーダで満足して聴き終えられる。

 

  • 交響曲第2番(1941年)
    • 4.0点
大戦中に書かれた、沈鬱な表情に支配された曲。人類の犯した間違いと悲劇に対する悲しみと絶望に満たされた音楽はかなりの重量感。フランス音楽では珍しい。戦闘の後の最後はトランペットの明るい未来を確信するような響きに感動。

 

  • 交響曲第3番『典礼風』(1946年)
    • 4.0点
深刻で、フランス版ショスタコーヴィチの交響曲という感じがある。しかしオネゲル風のサウンドも楽しめるし、ロシアのしつこさや野蛮さとは違い洗練されているところがある。がっちりとした重厚さがあって聞き応えを感じる。

 

  • 交響曲第4番『バーゼルの喜び』(1946年)
    • 3.8点
新古典派的な曲と呼ばれるだけあって割と明快で分かりやすい部分が多いが、とはいえ随所にオネゲルらしい独特のサウンドを楽しめる。深刻な箇所は少ないが薄っぺらいという事はなく、交響曲らしい一般性は十分。ただ、最後のあっけない軽い終わり方には驚く。

 

  • 交響曲第5番『三つのレ』(1950年)
    • 2.5点
暗くてはっきりしないモヤモヤが続く時間が長くて、あまり楽しめない。
 
▲△▽▼
▲△▽▼
 
オネゲル交響曲全集
 
Arthur Honegger - Symphonies - YouTube
https://www.youtube.com/playlist?list=PL4D14bmfCxVXZ4ASrn_sm-vw8javk_AJj

▲△▽▼

シャルル・デュトワ
Arthur Honegger - Symphonies - YouTube
https://www.youtube.com/playlist?list=PL4D14bmfCxVXhn-iY1f8iAeLItcE6g_dY

℗ 1986 Erato Classics S.N.C
Orchestra: Bavarian Radio Symphony Orchestra
Conductor: Charles Dutoit
 
▲△▽▼
 

Honegger Symphonies 2 & 3 Karajan - YouTube
https://www.youtube.com/playlist?list=PLrIRbytwpAMnzmCJ-uJT3rMYKXkAwp_yj

Berliner Philharmoniker
Herbert von Karajan
℗ 1973 Deutsche Grammophon GmbH, Berlin

 

▲△▽▼
▲△▽▼
 
オネゲル   交響曲 第2番

 

シャルル・デュトワ

Arthur Honegger - Symphony No. 2, H. 153

the Symphonieorchester des Bayerischen Rundfunks
Charles Dutoit

 

▲△▽▼

 

カラヤン

HONEGGER - Symphony No. 2 ~ Berliner Philharmonike, Herbert von Karajan

Berliner Philharmonike
Herbert von Karajan

 

▲△▽▼

 

ミュンシュ

Honegger: Symphony No. 2, Munch & PCO (1942) オネゲル 交響曲第2番 ミュンシュ

指揮:シャルル・ミュンシュ
パリ音楽院管弦楽団
録音:1942年

 

▲△▽▼
▲△▽▼
 
オネゲル   交響曲 第3番『典礼風』
 
オネゲル自作自演
Arthur Honegger, Symphonie No 3 (Liturgique) Mov I " Dies irae " Rec. 1949


Symphony Orchestra conducted by Arthur Honnegger,
announcement made by the composer
Recorded 1949 (Grand Prix du Disque)

▲△▽▼

ムラヴィンスキー

Honneger "Symphony No 3 "Liturgique" Yevgeny Mravinsky


Leningrad Philharmonic Orchestra
Yevgeny Mravinsky, Conductor
1976


Honegger Symphony No. 3 「Symphonie Liturgique」


date 1965
orch Leningrad Philharmonic Orchestra
cond Yevgeny Mravinsky Evgeny Mravinsky




Honegger's 3rd Symphony "Symphonie Liturgique" (Audio + Sheet Music)


Yevgeny Mravinsky
Leningrad Philharmonic Orchestra
 
▲△▽▼
 
シャルル・デュトワ

Honegger : Symphony No.3, 'Liturgique' : I Dies irae


℗ 1983 Erato Classics S.N.C.
Orchestra: Bavarian Radio Symphony Orchestra
Conductor: Charles Dutoit


▲△▽▼

カラヤン
 

HONEGGER - Symphonie nº3 "Liturgique" ~ Berliner Philharmoniker, Herbert von Karajan

Berliner Philharmoniker
Herbert von Karajan


Honegger, Arthur - Symphony n3 [Symphonie Liturgique] (1946)


Berliner Philharmoniker
Karajan
1977


Honegger Symphony No.3 "Liturgique" - Herbert von Karajan (Live)


Herbert von Karajan
Berlin Philharmonic Orchestra
Recorded: Dec. 12, 1984


Arthur Honegger - Symphony No.3 "Liturgique" - Herbert von Karajan - BPO (1984)


Herbert von Karajan
Berlin Philharmonic Orchestra
Recorded: Dec. 12, 1984

▲△▽▼
 
フルネ

オネゲル:交響曲 第3番《典礼風》フルネ 1993


ジャン・フルネ指揮 オランダ放送フィルハーモニー管弦楽団
May & Dec.1993

 

▲△▽▼
▲△▽▼
 
オネゲル   交響曲 第4番『バーゼルの喜び』
 
シャルル・デュトワ
Arthur Honegger - Symphony No. 4 'Deliciae Basilienses', H. 141


the Bavarian Radio Symphony Orchestra
Charles Dutoit

▲△▽▼
 
ミュンシュ

HONEGGER: Symphony No. 4 in A major "Deliciae Basiliensis" / Munch · Orchestre National de l'ORTF


Charles Munch (conductor)
Orchestre National de l'ORTF
1967/06 (ⓟ 1967) Stereo, Paris
 
▲△▽▼
▲△▽▼
 
アルテュール・オネゲル - Wikipedia
 
アルテュール・オネゲル
Arthur Honegger
アルテュール・オネゲル(1921年)

 

アルテュール・オネゲル(Arthur Honegger1892年3月10日 - 1955年11月27日)は、スイスフランス二重国籍を持ち、主にフランスで活躍した作曲家である。フランス6人組のメンバーの一人。

生涯と作風

生涯

1892年3月12日スイス人の両親の元、ルアーブルに生まれる。父アルテュール・オネゲル=ユルリックはコーヒーの輸入商社の支配人を務めていた人物で、母と同じく音楽の愛好家でもあった。音楽好きでピアノも得意だった母ジュリー・ユルリックから音楽の手ほどきを受け、最初ヴァイオリンを習うが、作曲の試みがこの最初の頃から行われていたとオネゲル自身が語っている。また1904年頃には詩や小説の創作を試みたりしている。

 

1905年、教会のオルガニストを経て、ソートゥルィユに和声法対位法の音楽理論の手ほどきを受けた。チューリッヒ・トーンハレ管弦楽団の創設者でチューリッヒ音楽院の院長でもあったフリードリヒ・ヘーガー(1841年 - 1927年)に勧められ作曲家を志す。1910年に故郷のルアーブルで最初の作品である『ピアノのための3つの小品』が出版される。1911年パリ音楽院に入学。ダリウス・ミヨーは同窓生で、以後生涯にわたって特別の親友となる。

 

第一次世界大戦の際はスイス軍に従軍し、一時国境警備などにも就くが、まもなくパリに戻り、以降生涯のほとんどをパリで暮らした。

1913年に生涯の伴侶となる妻アンドレ・ヴォラブールと出会い、数年後に結婚した。

 

フランス近代の作曲家と考えられるようになったのはこうした経歴と、コクトーのグループに属し、フランス6人組という形で世に出たことも影響している。しかし自身はプロテスタントで、チューリッヒに籍を持ち続け、ドイツ語圏のワーグナーなどに強い共感を持っていた。この点で反ワーグナーを標榜していた6人組の他のメンバーとは一定の距離を持っていた。

 

1921年に発表した『ダヴィデ王』によって、6人組ではなく独立した作曲家として高い評価を受け、1925年にパリでクーセヴィツキーによって初演された交響的断章(運動)第1番『パシフィック231』が大評判となり、一躍時代の寵児となった。

1931年オペラ座にてポール・ヴァレリー原作「アンフィオン(Amphion)」を、ルビンシュタイン・バレエ団により上演。

 

「アンフィオン」公演(1941年再演)

1934年から1935年にかけて、イダ・ルビンシュタインを想定し、ポール・クローデルの協力で生み出された劇的オラトリオ『火刑台上のジャンヌ・ダルク』が作曲・完成され、初演は熱狂的な大成功を収める。

 

1945年以降はあらゆる領域で新たな地平を発見する目的で、ドイツベルギーイギリスオランダポーランドチェコスロヴァキアイタリアスペインギリシャなどヨーロッパの主要な国へ旅行する。

 

1947年夏にアメリカへ自作の指揮と講演を行うために来訪していたが、ニューヨーク狭心症心疾患)を患って倒れ、少しずつではあったが4ヶ月後に回復した。回復後もこの疾患はオネゲルの身体に大きな打撃を与え、帰国後はドイツやスイスに転地して療養し、治療の一環として食事療法を行った。この過酷な時期に作曲した最後の作品は『クリスマス・カンタータ』である。

 

1955年11月27日、パリのモンマルトルの自宅で医師の往診を待っていたオネゲルは、ベッドから起き上がろうとした途端、妻の腕の中で意識を失い、そのまま帰らぬ人となり、63年の生涯を閉じた。死因は血栓症であった。

遺体はモンマルトルの古い教会の近くにあるサン・ピエール小墓地に埋葬された。

 

作風・その他

20スイス・フラン札に描かれたオネゲルの肖像

オネゲル生誕100周年を記念した切手(ドイツ連邦郵便)

ダヴィデ王』の他にも『火刑台上のジャンヌ・ダルク』など、聖書や歴史上の人物を主題とした劇場作品や声楽入り作品を数多く残した他、全5曲の交響曲、室内楽から映画音楽まで、幅広く作品を残している。映画音楽でも1927年の長編無声映画ナポレオン』の音楽や『うたかたの恋』、『レ・ミゼラブル英語版』、『魔の山』など50以上の映画に音楽を作曲しており、無声映画時代からトーキーまで長いキャリアを誇る。

 

著書に『わたしは作曲家である』がある。その中でオネゲルは、作曲家という仕事の報われなさや音楽の将来への悲観的意見を、西欧文明の未来への悲観と重ね合わせて語っている。

 

なおスイスでは、オネゲルは一般にスイス人として認知されている。母語はフランス語とスイス・ドイツ語(正確にはチューリッヒ・ドイツ語)であった。またその肖像は、1996年10月から発行されている、第8次のスイス・フラン紙幣の20フラン紙幣に描かれていた。

 

自作録音

1929年から1947年にかけてデッカ・レコードを含む複数のレーベルに自作の10作品をSP録音を行っている。『パシフィック231』や『ラグビー』、交響曲第3番『典礼風』を指揮して残している(ただし、オーケストラは「交響楽団」としか明記されていない)。また歌曲集も録音しており、オネゲルはピアノの伴奏を担当している。

 

エピソード

  • オネゲルがワーグナーの音楽に対して非常に心酔していた事実は周知の通りである。ある友人はワーグナーの『トリスタンとイゾルデ』が嫌いであるとはっきり言ったが、それに対してオネゲルは「それでは、あなたは恋愛をした経験がないのか」と言い返したという。
  • まだ母親から音楽の手ほどきを受けていた頃は、音楽を習うよりもむしろ港に行って船を眺めることが好きであったという。
  • 若い頃はタバコのパイプを集めることが趣味であった。
  • 1946年に作曲した映画音楽『幽霊』(H.188)には、オネゲル自身も出演している。
  • 後年は若手作曲家のための国際マスタークラスを開講し、アラン・ペッタションカレル・フサシメオン・テン・ホルトなど多くの人材を輩出したものの、「この男には才能などない」と一言で切って捨てられたのが若き日のヤニス・クセナキスであった。

主要作品

オペラ

  • フィリッパ(1903年)
  • 聖女アルメンヌの死(1918年)
  • ユーディット(1925年 - 1926年)
  • アンティゴーヌ英語版(1924年 - 1927年)
  • 鷲の子(1953年)

バレエ

  • 真実と虚偽(1920年)
  • 金属のばら(1928年) 一部分のみ現存、残りは消失
  • 山の呼び声(1943年 - 1945年)

管弦楽曲

協奏曲

室内楽・器楽曲

その他舞台作品・合唱作品

映画音楽

著作(日本語訳)

  • 『わたしは作曲家である』(吉田秀和訳 創元社 1953年 → 音楽之友社 1970年)
  • 『音楽論』(塚谷晃弘訳 昭森社 1961年)
  • 『化石への呪文』(塚谷晃弘訳 カワイ楽譜 1971年)