金・銀のETF売買のノウハウ

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株式投資で常時監視すべき情報
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ゴールドが最高値更新!まだ買えるのか!?/石原順さん&大里希世さん



【2025年9月30日】通貨を破壊する資産バブルと政府支出(西山孝四郎 氏)

 

【銀リースレート5%超えの異常事態】米国ついに銀を「重要鉱物」指定で10月までに50ドル突破?3つのニュース
シルバー マフィア【金銀ニュース,世界経済,マクロ経済】2025/09/15


【目次】----------------------------------------
1、現在の金はなぜ上昇している?   0:20
2,デビッドハンター氏の予測通りか? 2:10
3,銀は年初来38%上昇。金やS&P500を超えている 3:58
4,米国政府が銀を重要鉱物に指定する動き 5:27
5,米国COMEXの銀が再度急上昇 7:41
6,銀のリースレートが異常な上昇理由は? 9:54
7,ビットコイン支持者マックスカイザー氏「銀は50ドル突破すれば、150ドルは確実」 12:54

 

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「シルバースクイーズ」って何?アメリカで話題の銀価格の真実に迫る! 

https://49sai.com/archives/10681

 

はじめに

「Silver Squeeze」とは、特に2021年初頭に注目を集めた銀市場における投資運動のことを指します。この運動は、個人投資家が集団で銀を購入し、銀の価格を押し上げることを目的としています。特に、Redditの「WallStreetBets」フォーラムから始まったこの動きは、株式市場での「ショートスクイーズ」と同様のメカニズムを利用しています。以下では、Silver Squeezeの背景、メカニズム、影響、そして現在の状況について詳しく解説します。

 

1. Silver Squeezeの背景

Silver Squeezeは、2021年1月に始まりました。この時期、GameStopの株価が急騰し、個人投資家が集団で行動することの力を示しました。この成功に触発され、次にターゲットにされたのが銀でした。多くの投資家は、銀が過小評価されていると感じ、特に大手金融機関が銀をショート(空売り)していることに対する反発として、この運動が始まりました。

銀は、工業用途や投資目的で広く使用されている貴金属です。特に再生可能エネルギーや電子機器の需要が高まる中で、銀の価値が上昇する可能性があると考えられています。このような背景から、個人投資家たちは銀を大量に購入し、価格を押し上げることで、ショートポジションを持つ投資家に圧力をかけようとしました。

 

2. Silver Squeezeのメカニズム

Silver Squeezeのメカニズムは、主に以下の要素から成り立っています。

  • ショートスクイーズ: ショートスクイーズとは、投資家が株を空売りしている状態で、株価が急上昇することによって、ショートポジションを持つ投資家が損失を避けるために株を買い戻さざるを得なくなる現象です。これにより、さらに株価が上昇するという悪循環が生まれます。
  • 集団行動: Redditの「WallStreetBets」フォーラムのようなオンラインコミュニティが、個人投資家同士の情報共有や戦略の協力を促進しました。これにより、個々の投資家が単独で行動するのではなく、集団としての力を発揮することが可能になりました。
  • 需要と供給の不均衡: 銀の需要が急増する一方で、供給が追いつかない状況が生まれると、価格が上昇します。特に、銀の物理的な供給が限られているため、個人投資家が大量に購入することで、供給不足がさらに悪化します。

3. Silver Squeezeの影響

Silver Squeezeは、銀市場に多大な影響を与えました。以下にその主な影響を挙げます。

  • 価格の急騰: 2021年1月末、銀の価格は急激に上昇し、1オンスあたり約30ドルを超えました。この価格上昇は、個人投資家の大量購入によるものであり、ショートポジションを持つ投資家にとっては大きな損失をもたらしました。
  • 市場のボラティリティ: 銀市場は非常に不安定になり、価格の変動が激しくなりました。これにより、投資家はリスクを取ることに対して慎重になり、銀市場への投資が一時的に減少する可能性もありました。
  • 金融機関への圧力: 銀の価格が急騰することで、ショートポジションを持つ金融機関は大きな損失を被りました。特に、アメリカのいくつかの大手銀行は、銀のショートポジションが原因で数十億ドルの損失を抱えることになりました。

4. 現在の状況と今後の展望

2024年に入っても、Silver Squeezeの影響は続いています。最近の報告によると、銀の価格は再び上昇傾向にあり、特に2024年10月には1オンスあたり33ドルを超える価格が記録されました。この価格上昇は、銀の需要が高まっていることを示しており、特に再生可能エネルギーや電子機器の需要が影響を与えています。

また、銀市場における供給不足も続いており、これが価格を支える要因となっています。多くのアナリストは、今後数年間にわたり銀の価格が上昇し続けると予測しています。特に、インフレが進行する中で、貴金属への投資が再び注目される可能性があります。

 

結論

Silver Squeezeは、個人投資家が集団で行動し、銀の価格を押し上げることを目的とした運動です。この運動は、ショートスクイーズのメカニズムを利用し、銀市場に多大な影響を与えました。現在も銀の価格は上昇傾向にあり、今後の市場動向に注目が集まっています。銀は、工業用途や投資目的での需要が高まる中で、ますます重要な資産となるでしょう。

https://49sai.com/archives/10681

 

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■預金と年金の目減りを防ぐ資産対策が必要。25年後半期からスタグフレーション型のインフレの時代:2025年9月以降への提案
吉田繁治チャンネル 2025/09/12


■トランプ関税が発動する25年秋からは、世界は、スタグフレーション型のインフレに向かうでしょう(2026年、27年、28年)。インフレは「通貨価値の下落」です。日本の5300万世帯の金融資産の平均は、4141万円/世帯。3%インフレが30年続くと、世帯の金融資産は、4141万円×0.97の30乗=4141×0.4=1656万円と、購買力(価値)が半減以下になります。他方で、政府の国債は1円の返済をしなくても、1400兆円×40%=560兆円に実質価値が減ります。

■今回のリモート・セミナーでは「今後、世界インフレは長期化するか?」、長期化するとすれば、何が要因になるかを分析しています。今回のインフレは長期化します。そのインフレに対する資産運用の対策を示します。55分の動画です。1400兆円の負債を抱えているj政府・日銀は、国債金利を1.5%以上に上げることが難しいため、この長期のインフレは言いません。インフレと言えば、金利を上げる必要があるからです。しかし金、融の構造要因から分析すると、3%かそれ以上のインフレ長期化という結論になるのです。

なお、本講演のPERは、10年の平均純益によるCAPEレシオを使っています。S&P500では、約38倍です。CAPEレシオの説明は、

https://stock-marketdata.com/cape00top.html

1年の時期純益では、変動が大きく、安定した評価指標になりにいからです。

 

 

ゴールドを持っていなければ生き残れない!?/石原順さん&分林里佳さん
石原順チャンネル 2025/09/10

 

 

中国が銀価格のコントロールを終了──数十年の政策に終止符(【隠れた富への鍵】シルバー投資の秘密を探る その406)
ぎんぎつね 2025/09/04


中国が長年にわたって続けてきた銀の価格上限の政策が、突如として終了しました。これは、国家が銀の市場価格を制限していた制度を解除したということです。この動きは世界の銀市場に大きな影響を与える可能性があります。銀は、工業用途だけでなく、かつては通貨代わりにも使われてきた歴史を持つ金属です。その価格を国家が抑えてきた背景には、国内の銀の集積や市場安定のための意図がありました。
では、なぜ今、価格の抑制が終わったのでしょうか。これまで管理されてきた市場の自由化は、供給と需要が価格に反映される本来の姿へと近づくことを意味します。結果として、価格が変動しやすくなるだけでなく、銀の需要構造や政策面での意味合いにも変化をもたらす可能性が高まります。こうした一連の変化を、追っていきます。


【タイムテーブル】
00:00 オープニング
01:09 1.銀価格統制の終了とその意味
02:48 2.中国の銀市場における戦略
04:10 3.グローバル金融機関との関係
06:03 4.中国の金融政策と銀の貨幣的価値
07:59 5.中国の目的と今後の展望
09:49 エンディング

 

 

ゴールドが100倍に上昇!/石原順さん&分林里佳さん
石原順チャンネル 2025/09/02
 
 
 

 

銀を支配した国家戦略の全貌、“離陸”の最終シグナル。FRBの歴史的転換が意味するもの
銀silverゴールドch 2025/09/01


金価格高騰!…そして「銀」の地殻変動について。
長年、まことしやかに囁かれてきた「銀価格の不正操作」その真相は、想像を超える、ある国家の壮大で緻密な国家戦略でした。
なぜ銀の価格は、長年抑えられてきたのか?
JPモルガンと中国を結ぶ「価格抑制メカニズム」の巧妙な手口
通常の保険(ヘッジ)と国家戦略の「決定的な違い」とは?
FRBの役割転換は、なぜ金銀の“追い風”になるのか?
なぜ中国は、今になって価格抑制をやめたのか?
金と銀が“離陸前夜”と言える、本当の理由
金と銀を取り巻く世界の大きな構造変化

トピック
金の価格急騰と中央銀行の役割転換
本当の主役は「銀」

 

 

■25年9月からは「タイヘン」な時代:根底にあるのは米国の国債問題
吉田繁治チャンネル 2025/08/29


25年8月の最終号は<25年9月からタイヘンな時代:根底にあるのは米国の国債問題>について、一般にはない角度から検討して解説し、2025年後半期から2026年の金利、ドル指数、ドル円、日米の株価について予想します。

(1)トランプ関税の実行、(2)日本とEUからの米国SWF(国家ファンド)への3年間で1.1兆ドルの出資の強制、(3)日本とEUへの、GDP比5%の無謀な軍事費の要求、(4)海外がもつ外貨準備(17兆ドル)は、米軍が世界を守ってきた恩恵であるから、米国がその使途にたいして指揮権とをもつという、トランプとベッセントの暴力的な論理があります。まるで、飲み屋へのみかじめ料です。そのなかで、販売が困難になっている米国債の現金化であるステーブルコインの発行を、米国は行います(GENIUS法)。1930年のスムート・ホリー法以来、95年ぶりのタイヘンな時代を、国際金融と国内経済において、われわれは迎えます。

 

 

ジム・ロジャーズ氏: 1970年代の銀相場のバブルが再来する

 

ジョージ・ソロス氏とともにクォンタム・ファンドを創業したことで有名なジム・ロジャーズ氏が、ジミー・コナー氏によるインタビューでシルバーについて語っている。

1970年代のインフレ相場

1970年代は、オイルショックを含む世界的な物価高騰の時代である。コロナ後にインフレになってから、インフレ相場の解説のためにここでは何度もこの時代の解説をしてきた。

ニクソンショックに始まる金融緩和がインフレを引き起こして以来、金融市場で買われた資産がゴールドとシルバーである。当時、貴金属の価格が数十倍になったことは以下の記事で説明している。

だがこれはバブルだった。インフレを避けるためというだけの理由では、価格が数十倍になった理由が説明できないからである。物価は結局10年で3倍になったが、貴金属の価格は上記のようにそれよりもよほど上がっている。

インフレ相場になると貴金属はバブルになる。その理由は、インフレを避けるため人々は紙幣から別のものに乗り換えようとするが、ゴールドもシルバーも量がかなり限られているからである。受け皿が小さいので、バブルになるしかない。

シルバーのバブル

このようにして、1970年代には紙幣から逃げるために貴金属を買い漁った一般の人々も居れば、インフレと貴金属の関係を察知して投機に走った人々も居た。

そして後者の代表格がハント兄弟である。

ロジャーズ氏は次のように言っている。

ハント兄弟を覚えているか? ハント兄弟は、テキサスの原油王でかつて世界的な富豪として知られたH・L・ハント氏の息子たちだ。

ハント兄弟は、1970年代の銀相場のバブルで一躍時の人となった投資家である。ハント兄弟は父親から相続した財産を使い、当時世界の銀の総量のうち、政府が保有する以外のすべての銀の3分の1を一時買い占めたと言われている。

ロジャーズ氏は次のように続けている。

彼らはいつまでも銀の買い付けを止めなかった。彼らの資金は膨大で、レバレッジも莫大だった。だからいつまでもシルバーを買い続けることが出来た。

そうして銀価格は数十倍に上がった。1980年、物価高騰も酷かったが、貴金属の上昇はそれ以上に酷かった。

銀価格の高騰で商売ができなくなった宝石商のTiffany’sは、New York Timesに広告を出し、ハント兄弟を次のように批判した。

誰であれ、何十億ドルものシルバーを買い占め、銀価格を釣り上げて他の人が銀製品のために人為的な高値を払わなければならなくなるなど許されることではない。

銀相場バブルの崩壊

そうして結局、世論を敵に回したハント兄弟は、先物取引所から制裁を受けることになる。ロジャーズ氏は次のように続けている。

だがそれでシカゴの取引所が証拠金のルールを変え、ハント兄弟は証拠金を維持することができなくなった。

ハント兄弟は先物市場を利用してシルバーを買っていた。先物市場はレバレッジを利用でき、シルバーを買ってもその金額の一部を証拠金として預けるだけで、そのシルバーが買えてしまう。

だからハント兄弟は元々莫大な元手の何倍もの金額のシルバーを買い込むことが出来たのである。

だが結局世論によってこれが問題視され、先物取引所は証拠金の金額を引き上げる。

ハント兄弟は自分の資産以上の金額のシルバーを買っていたため、証拠金の引き上げによってポジションが維持できなくなり、ハント兄弟がポジションを解消せざるを得なくなることが明らかになると、銀相場は急激に暴落していった。

この1980年3月27日の銀相場の暴落のことを銀の木曜日と呼んでいる。ブラックマンデーならぬシルバーサーズデーというわけである。

ロジャーズ氏は次のように続けている。

そして銀相場は完全に崩壊し、酷い下げ相場となった。もうかなり昔の話だ。それから銀価格は1回を除いてその高値に戻ったことはない。

銀相場のバブル

さて、現代に話を戻そう。この話の論点は、インフレで人々が紙幣から貴金属へ資金を逃避させるとき、量が限られるゴールドやシルバーはバブルにならざるを得ないということである。

前にも述べたが、ドル建ての債券などが103兆ドルある一方で、ゴールドは世界全体でも23兆ドル、シルバーは2.1兆ドルしかない。ユーロや円なども含めて、紙幣や債券を持っている人が貴金属に雪崩れ込めば、ゴールドやシルバーのような小さな市場は理屈を超えたバブルにならざるを得ないのである。

また、以下の記事では同じ理屈でビットコインもここから更に上がると予想しているジェイムズ・ターク氏の意見を紹介している。

ロジャーズ氏も次のように述べている。

わたしはシルバーを保有している。わたしの考えでは銀価格はまたその高値に行く。

ちなみにロジャーズ氏は世界最初のヘッジファンドであるクォンタム・ファンドで貴金属などコモディティ市場のリサーチを担当していた、いわばグローバルマクロ戦略におけるコモディティ取引の創始者である。

古い本ではあるのだが、ロジャーズ氏がコモディティ取引の基本について解説した『商品の時代』という本がある。

貴金属を取引する上でも知っておくべき基本が書いてあるので、興味がある人は読んでおくのも良いだろう。


https://amzn.asia/d/anas42C

https://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/69412

 

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平成はデフレの時代だったので日本国債は強かった。
しかし現在はインフレの時代なので、日本国債を持っていると価値がどんどん減ってしまう。

平成バブル崩壊で勝ったのは国債だけだったけど、今度の世界大恐慌で日本国債はどうなるのか?
https://a111111.hatenablog.com/entry/2025/08/10/080914

 

 

■金価格はなぜ、どこまで上がるのか?(その1)
吉田繁治チャンネル 2025/07/31


25年夏季セミナーの第一弾、「金の価格はなぜ、どこまで上がるのか?」ついて、根拠ある原因を提供します。金価格は、実は、日銀が創設された明治15年(1882年)には、1グラムが1円=1ドルでした。その後143年、2025年の金価格は1グラムでは1万6000円付近(消費税10%込み)です、ドルでは1グラムが112ドル、1オンス(31.1グラム)が3500ドル付近です。円に対しては金価格は143年で1万6000倍、ドルに対しては112倍に上がっています。
金価格が、信用通貨に対して上がってきた原因は何か? なぜ上がったのか、2025年以降はどうなるか、政府から予定されている暗号通貨との関係はどうなっていくのかについて、確たる長期見通しを開示します。その第一回です。2025年7月31日。

 

金価格はなぜ、どこまで上がるのか?(その2)
吉田繁治チャンネル 2025/08/01


■金価格はなぜ、どこまで上がるか?の第二弾(後編)です。「金本位制」をめぐる混乱して誤った「学説」を正して、金は信用通貨の増発が原因のインフレ率の5倍から10倍、長期で価格が上がってきたことを示します。
トランプの米国政府によって予定されている「ドル国債担保の暗号通貨」(ジーニアス法:25年7月成立)と、金価格の関係も示します。インフレは、負債で成長する資本主義に不可欠です。インフレとは、物価の上昇の形態をとった信用通貨の価値の下落です。信用通貨の価値下落(インフレ率=ドルの米国は長期で3%~4%)の5倍から10倍の率で上がってきたのが金です。今後も同じです。

 

 

日米財政の最大の特徴は利権補助金が大きすぎること。 諸悪の根源は利権のバラマキ
https://a111111.hatenablog.com/entry/2025/07/31/053709

アベノミクスとは何だったのか?
https://a111111.hatenablog.com/entry/2025/07/08/120806

 

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ダリオ氏、日本はこうして貧しくなった。純金積立、米国がお金を刷る前にもやっておきたい事。
銀silverゴールドch 2025/07/27


金とプラチナ、田中貴金属の純金積立のサービス変更について
アメリカが計画するイールドカーブ・コントロールについて
世界的に著名なレイ・ダリオ氏が警告する「日本の過去」と「アメリカの未来」なぜ彼は、巨大債務を抱えた国家が「お金の価値を犠牲にする」と予測するのか。
イールドカーブ・コントロール(YCC)」と、1970年代の歴史な類似点。
インフレと通貨安、どうする?

 

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【金価格が爆上がりする理由】吉田繁治7.27ウェビナーの内容を先行紹介
まぐまぐチャンネル ( MAGMAG ) 2025/07/16

 

 

レイ・ダリオ氏、米国の財政赤字解決を諦め、金融緩和によるドル暴落を予想

 

引き続き、世界最大のヘッジファンドBridgewater創業者のレイ・ダリオ氏の、デイヴィッド・ルービンスタイン氏によるインタビューである。

今回はアメリカの財政赤字とドル相場の関係について語っている部分を紹介したい。

アメリカの財政赤字

ダリオ氏はこれまで、アメリカの財政赤字の問題に警鐘を鳴らし続けてきた。コロナ後のインフレで金利が上昇し、これまでほとんどゼロ金利だった大量の米国債に多額の利払いが発生している。

それで今やアメリカの財政赤字の半分は借金の利払いになっている。

米国債の利払いは新たな米国債発行で賄われるので、財政赤字を解決しなければ、米国債はここから指数関数的に増えてゆく。米国債の買い手が同様に指数関数的に増えてゆくのでなければ、需要と供給の関係から米国債はいずれかの時点で下落せざるを得ない。

だからダリオ氏は、財政赤字GDPの7%から3%まで下げるべきだと主張し続けてきた。ダリオ氏はわざわざワシントンDCまで行って共和党民主党の重鎮たちと財政赤字について議論した。

その結果どうなったか? ダリオ氏はどうやら財政赤字の解決を諦めたようである。

政府債務を処理する方法

ダリオ氏の政治家たちとの対談はそれほどまでに絶望的だったらしい。

財政赤字は解決できる、クリントン政権は実際に赤字を減らしたではないか、と希望を持って語り続けていたダリオ氏は、前回の記事でアメリカの政治家たちが財政赤字を減らして債務問題を解決する確率について次のように述べた。

5%だ。

ダリオ氏が政治家と何を話したのかは上記の2つの記事を参照してほしいが、ダリオ氏は政府債務の問題が赤字削減で解決されるという希望をほぼ捨てたようだ。

では債務問題はどうなるのか。このままでは米国債の発行量は買い手の数を上回り、米国債は買い手不足に陥るだろう。

ダリオ氏は次のように述べている。

アメリカがこれから債務問題に対処する方法は、政府債務を処理するいつもの方法だ。国家にお金がなくなれば、これまでいつもそれが行われてきた。

紙幣を印刷し、通貨の価値を下げ、低金利を人為的に作り出す。国債の所有者は人為的に下げられた低い金利を受け取ることになる。

買い手がいないなら、中央銀行米国債を買うしかないのである。

それは要するに量的緩和である。だが、インフレが起きている状況で量的緩和をやればどうなるか。

ダリオ氏は次のように述べている。

それが日本が日本国民に対してやったことだ。そしてアメリカもそれを行なう。

アベノミクス以来、日本円の価値はドルに対してほぼ半分になったが、円の下落が本格化したのはコロナ後のインフレで長期金利が日銀の設定した上限に達し、日銀が金利を抑えるために無制限に日本国債を買い入れなければならなくなった瞬間である。

その瞬間がいつだったかは、2022年のドル円のチャートを見れば一目瞭然で分かる。

このタイミングから日本円は物凄い勢いで下落して行った。国債金利上昇を抑えるために中央銀行国債を買い入れるとは、こういうことである。

今度はドルに対して同じことが起きようとしている。

結論

司会のルービンスタイン氏は、自分のまだ生まれていない曾孫はその悪影響を受けるのだろうかとダリオ氏に聞いたが、それはあまりにナイーブな問いかけだ。

ここの読者ならばダリオ氏がどう答えるかは予想できるだろう。ダリオ氏は次のように答えている。

もっと早く起きる。

多分あなたの曾孫の世代は、すべてが終わった後に来る。

ルービンスタイン氏の曾孫には良いニュースではないか。現在を生きるわれわれには、明らかに悪いニュースである。

ダリオ氏はこれまでのインタビューで、米国債の暴落が始まるまで1年から3年だと答えている。そのためにダリオ氏は新著『How Countries Go Broke』(仮訳:なぜ国家は破綻するのか)まで書き下ろしている。

そこにはこれからアメリカに何が起きるかがかなり詳しく予想されている。英語版しか出ていないが、英語が読める人は今読むべきだろう。日本語版が出る頃には、すべてが終わっている可能性が十分あるからである。


How Countries Go Broke

 

https://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/67974

 

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レイ・ダリオ氏: 一般市民が紙幣からゴールドに逃げ出す瞬間が来る

 

世界最大のヘッジファンドBridgewaterのレイ・ダリオ氏が、最近発売された新著『How Countries Go Broke』(仮訳:なぜ国家は破綻するのか)で、紙幣の価値下落への恐れが投資家だけでなく一般市民にまで及ぶ瞬間について語っている。

ドルからの資金逃避

コロナ後の物価高騰からウクライナ戦争まで予想的中させた世界屈指の機関投資家、レイ・ダリオ氏が、ワシントンDCで与野党の政治家と話した結果、どうもアメリカの財政赤字の問題は解決されなそうだという結論に達している。

財政赤字が解決されなければ、赤字を埋めるために発行される大量の米国債は、結局のところ中央銀行が買い入れるしかないだろう。

金融市場の投資家たちはそうした状況を察知し、ドルから逃げ、ゴールドを買い漁っている。最近の金価格の上昇はそういう理由である。

まだ金融市場だけのトレンド

投資家にとってはドルからゴールドへの資金逃避は誰もが知っていることで、ニュースでも何でもない。

しかしほとんどの一般の人々は、中央銀行機関投資家がドルから逃げるためにゴールドを買っていることなどほとんど知らないことではないか。

だが、アメリカ版アベノミクスの可能性や、財政問題の悪化によって政治が徐々に独裁政治に傾いてゆくことを予想しているダリオ氏の新著『How Countries Go Broke』(仮訳:なぜ国家は破綻するのか)には、この資産逃避のシナリオの先も書かれている。

ダリオ氏は次のように言っている。

国内の預金者はもっと別の資産を保有しようとし始め、インフレをヘッジできる資産にある程度投資しようとする。そしてそれが一方的な流れとなる。

一般の人々がゴールドを買い始める

ゴールドを考えている投資家に考えてもらいたいのは、金価格は2年で50%上がっているが、それでも一般の人々はこの上昇相場にほとんど関与していないということである。

これまでの上昇相場の主役は各国の中央銀行である。ジョニー・ヘイコック氏が次のように言っていたことを思い出したい。

すべての中央銀行が現在ゴールドを外貨準備として増やしているわけではない。増やしているのは東側諸国の中央銀行だ。

中国、ロシア、インド、ブラジル、トルコ、これらは一部で、西側の国もある。だがゴールドを買っている中央銀行の多数派は東側の中央銀行だ。それは西側から東側への権力の移行なのだ。

だがダリオ氏によれば、この金相場に一般の人々(特にアメリカ人だろう)がなだれ込んでくる瞬間が来るという。

それは日本人には理解できるのではないか。もしダリオ氏の言うようにアメリカでもアベノミクスと同じことが起きるのであれば、日本人が日本円からの離脱を考えてドルを買ったように、アメリカ人もドルからの逃避のために何かを買うことになる。

日本人がドルに逃げた先でアメリカ人がドルからゴールドに逃げるのであれば、明らかに日本人には問題が生じるのだが、それはまた別の話である。

今日のテーマは、中央銀行だけでなく一般の人々まで紙幣の価値下落を懸念してゴールド買いに走るようになればどうなるのかということである。

ゴールドは何処まで主流になるか

ゴールドには結局どれだけの資金が流入することになるのか。エゴン・フォン・グライアーツ氏が次のように言っていたことを思い出したい。

今、ゴールドは世界中の金融資産の0.5%に過ぎないが、これから投資家の資産の5%か、恐らく10%ほどはゴールドになる。

確かな数字などないが、10%まで買われる場合、金価格は大幅に上がらなければならない。

これこそが、フォン・グライアーツ氏などの投資家がゴールドの上昇相場はむしろ始まったばかりだと考える理由である。

このフォン・グライアーツ氏の計算では、ゴールドの需要は20倍になることになる。需要が20倍になれば、他の要素が同じならば、単純計算で価格は20倍になることになる。

これは、1970年代の物価高騰の時代にゴールドが25倍に上がったことと符合している。コロナ以降に金価格が3倍になったところで、それを天井と考えるか初動と考えるかである。

結論

ちなみにダリオ氏は必ずしもゴールドの名指しではなく「インフレをヘッジできる資産」と書いている。ダリオ氏の著書はゴールドのほかにビットコインなどにも触れている。

ここではゴールド以外の貴金属も繰り返し薦めてきたが、そちらの価格もいよいよ上がってきた。

シルバーの価格は次のように推移している。

プラチナの価格は次のように推移している。

https://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/67869

 

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金はどこまで上がるか?  ゴールドはお金、他は信用(JPモルガン)その1
吉田繁治チャンネル 2025/07/01


2002年から2025年までに円では16倍に上がった金価格が、2025年からの3年でどこまで上がるかを、数値的な根拠をもって、論理的に予想します。その第1回です。 
 株価、債券、金価格は、多くの要素との相関と複合で動いています。金価格を動かす2000年代の25年間に重要になった要素を、第1回で整理しています。要素は変化します。
 ウクライナ戦争の2022年から2025年まで約2倍の1オンス3500ドル(円では1グラム1万6000円付近)に上がったのは、株式指数ではなく金だけでした。この2年で、金融市場に何が起こっていたのか? 
 加えて、2025年7月以降の3年で、金融当投資の全体にある価格変動約15%の幅を持ちながら、どこまで上がるのかを予想します。この第一回は、プロローブ(前文)の問題提起です。

 

 

【第2弾】:金価格はどこまであがるだろうか? Goldはお金、それ以外は信用(Credit) JPモルガン (その2)
吉田繁治チャンネル 2025/07/02


これから3年の金価格について、多くの要因を整理して、数値の根拠に基づき、論理的な予想をします。結論から言えば、金価格は、2025年、26年、27年末には現在の4倍(1グラム4万6000円)にまで上がる可能性が高い。
第二弾では、金価格が長期に6倍に上がるきっかけになった、2008年のリーマン危機を、その本質から振り返ります。ここに、金価格が上がった原因があるからです。今も理解されていないデリバティブファイナンスの理解が必須なので、その解説を、ゼロからわかるように基礎から行っています。

 

■需要が増えている金の価格が下がるときの特徴(その1:前編) 金現物の需要は一定量で増えている。金ETFの売りがほぼ700トン以上のとき下がり、金先物のファンドによる利確の売り大きいとき短期で下がる

 


■需要が増えている金の価格が下がるときの特徴(その1:前編) 金現物の需要は一定量で増えている。金ETFの売りがほぼ700トン以上のとき下がり、金先物のファンドによる利確の売り大きいとき短期で下がる
吉田繁治チャンネル 2025/07/05


▼金価格が下がるときの金の売買市場の特徴を、過去45年の金の需給データからまとめました。金の現物需要は、中央銀行を含み2000年からは一貫して増えているのに、金価格が下がる時期が、なぜあるのか。

▼2つの要因があります。
(1)金ETFの年700トン以上の売り越しのとき(含み益の確定が目的)
(2)3か月単位では、金先物の売り越しです。

▼いずれも、ファンドが株とポートフォリオで損をしたとき、あるいは4半期利益がファンドを維持するためには十分でないとき、株よりコンスタントな価格上昇から含み益があることが多い金ETF金先物の売りの〔利確〕からの、下落です。
▼短期で下がった後の金価格は、現物需要の増加を反映して上がります。この意味で、金価格が下がったときの買いは、金では将来の利益のチャンスでしょう。


■需要が増えている金の価格が下がるときの特徴(その2:後編)金の売買数値を分析して解説しています
吉田繁治チャンネル 2025/07/06


▼長期の基調で上がる金価格が下がるときの、売買市場の特徴を、過去45年の需給データからまとめました。その2回目の、下がった時期の数値をあげた分析です。金の現物需要は、中央銀行の売りの減少を含んで、1年間の金の売却上限を400トン以下に決めたワシントン(1999年)のころからは一貫して増えているのに、金価格が下がる時期が、なぜあるのか。

▼2つの要因があります。
(1)金ETFの年700トン以上の売り越しのとき(含み益の確定が目的)
(2)3か月単位では、金先物の売り越しです。

▼いずれも、ファンドが株とポートフォリオで損をしたとき、あるいは4半期利益がファンドを維持するためには十分でないとき、株よりコンスタントな価格上昇から含み益があることが多い金ETF金先物の売りの〔利確〕からの、下落です。離隔のあとは、再び、運用のめの金ETF金先物の買いが増える傾向があり、金価格は反騰します。
▼短期で下がった後の金価格は、現物需要の増加を反映して上がります。この意味で、金価格が下がったときの現物買いは、金投資では、将来の利益のチャンスになるとも言えるでしょう。



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アベノミクスとは何だったのか? - 777ブログ
https://a111111.hatenablog.com/entry/2025/07/08/120806

 

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【2025年5月19日】米国債格下げ トリプル安再燃?(宮田直彦)
MONEY SQUARE 2025/05/19
https://www.youtube.com/watch?v=6LvuBEZY_xA


これから起きる世界大恐慌の前に持ち株はすべて売って、世界大恐慌が起きた後に財産をすべて金・銀の現物保管型のETFに替えよう

【2024年】ロバート・キヨサキ最新の警告「金、銀、ビットコインも含め市場は崩壊する」暴落するのに金銀を薦めるワケとは?
https://www.youtube.com/watch?v=f6tY5Hksq5M

【目次】----------------------------------------
オープニング 0:00
パンデミックショック時の金銀価格 1:12
リーマンショック時の金銀価格 2:41
なぜ、金銀は上昇したのに、株価回復は遅れたのか? 4:38
キヨサキ氏が警告する、本質的な危機 6:31
1970年代は金銀は20倍に上昇した 7:03
1970年代よりも現在の方が遥かに危機的な理由とは? 11:39


【通貨リスク】トランプ対中交渉、茶番の裏話”金”が示す未来
銀silverゴールドch 2025/04/26
https://www.youtube.com/watch?v=pUsCgSkfvIk

レイ・ダリオの警告が現実に「金が上がる本当の理由」をコロンボ分析で解説
譲歩報道は嘘なのか関税145%→50%?ダリオ&コロンボ分析で読み解く通貨リスク
連日報道される米中関税交渉。トランプ大統領の「ディールの芸術」とされる交渉スタイル、レイ・ダリオ氏の言う米中経済の「リバランス」問題、そしてコロンボ氏が指摘する「通貨価値と金」の関係という3つの視点
なぜトランプは高関税 を仕掛けたのか?
米中関係はどこへ向かうのか?
私たちの「お金の価値」は本当に大丈夫なのか?



なぜ今金なのか?バーゼルIII銀行規制と「現物ゴールド」の価値・トランプ金戦略
銀silverゴールドch 2025/03/19
https://www.youtube.com/watch?v=-Xqcbx8kahc

金価格高騰バーゼルIII最終規則が引き起こす「ゴールドラッシュ」
銀行規制変更で「安全資産」へ格上げ!今、現物ゴールドに何が起こっているのか?~



【トランプ関税のヤバさ…】世界恐慌の引き金か? ドル不足が招く恐ろしい現実とは
経済クラブ keizaiclub 2025/04/04
https://www.youtube.com/watch?v=oiqFWTzZVTM

「トランプ関税で日本はどこまで落ちてしまうのか」【金子勝】2025年4月4日(金)【紳士交遊録】
https://www.youtube.com/watch?v=-bKyu4yvXM8

2025/4/4ライブ(尾形聡彦のDB)【金子勝・トランプ関税の横暴/日経平均 3万4千円割れ/自動車一本足、日本崖っぷち】
https://www.youtube.com/watch?v=c-J_Mn0qZ5k


セミナー動画】西山孝四郎氏 オンデマンドセミナー
MONEY SQUARE 2025/3/28
アメリカ政府にはもうお金が全く無い、トランプがいくら頑張っても、もう立ち直せない
https://www.youtube.com/watch?v=ikT9maqpDSA

【完全版】『ザ・マネー』~西山孝四郎のマーケットスクエア 2025年4月4日
https://www.youtube.com/watch?v=EDoStuwlslI&t=5005s

セミナー動画】西山孝四郎氏 オンデマンドセミナー
バフェットに学ぶ相場の極意
バフェットは何故持ち株の大半を売ったのか?
https://www.youtube.com/watch?v=tygIQLU6ep8

セミナー動画】西山孝四郎氏 オンデマンドセミナー
MONEY SQUARE 2024/10/18
https://www.youtube.com/watch?v=7GYXKcReMRY



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銀 | グローバルマクロ・リサーチ・インスティテュート
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これがドル基軸体制に変わる新しい世界の通貨システム _ 米株価・米国債・米ドルが三つ共暴落しているのに、ゴールドだけ上がっている理由
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レイ・ダリオ _ 基軸通貨を持つ世界一の大国でも 政府債務増加で破綻する
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日本もアメリカも政府債務はインフレで解決されるしかない
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すべての紙幣の価値は最終的にゼロに向かってゆく
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ビットコイン相場が上がっている原因は中央銀行が紙幣を増やし続けている事
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40年続いた米国株強気相場が崩壊する、米国株は30年上がらない
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ついに始まる世界金融恐慌
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14009793

金子勝 _ 保守・右翼の経済評論家(伊藤貫、中野剛志、藤井聡三橋貴明、髙橋洋一)は経済が全くわかっていない
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=16886615

トランプの真の敵/ディープ・ステートとは何か?
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イーロン・マスク「米国は破産しつつある」ドルの価値は過去4年間で25%の価値が減少しているのは本当か?
2024年9月28日
https://silver-journal.com/elon-musk-america-is-going-bankrupt/

先日、イーロン・マスク氏が「アメリカは破産しつつある」「ドルの価値の崩壊はどこまで進んでいるのでしょうか?」と言ったことをXにポストし話題になりました。

果たしてただの”イーロン節”なのか、根拠があるのか見ていこうと思います。


1,「アメリカは破産しつつある」とポスト

経緯としては最初にShibetoshi Nakamotoというシバイヌコインのアカウントが以下のようにポストしました。

Shibetoshi Nakamoto
「私が支払う所得税の76%が、過去の政府の無能さを象徴する、政府債務の利息に使われるのは嬉しいことだ。」


i am glad 76% of the income tax i pay goes directly to important things like interest on past government incompetence pic.twitter.com/H2bqQkmSx3

— Shibetoshi Nakamoto (@BillyM2k) July 22, 2024
米国民の全所得税の76%が米国債の利払い費1兆1400億ドルに支払われている

というニュースを引用し、「支払う所得税の76%が無能な政府の利払い費に支払われているのは嬉しい」と皮肉交じりにポスト。



米国債の元本ではなく、国債の”利払いのみ”で全所得税の76%が使われているのでかなりのインパクトがある記事ですね。

このポストイーロン・マスク氏が「アメリカは破産しつつある」と引用ポストしたというのが経緯になります。

イーロン・マスク
「ちなみにアメリカは破産しつつある」


リプ欄の反応
「それだけでは終わりません。間もなく、連邦税収の 100% が債務の利子の支払いに充てられることになります。」

「こんなことを続けることはできない。」

「IRS、ATF、教育省、その他の役に立たない政府機関を廃止する必要がある」

恐らく、日本で同じような事を言ったら「日本には通貨発行権がある!」

っとか何とか意味不明な反応で溢れかえると思われますが、米国人は全ての人とは言いませんが、一定数は政府財政状況に危機感を持っているようです。


2,ドルの価値の破壊~についてポストした経緯。

上のポストからしばらくして、経済や貨幣の価値に関する画像と共に以下のようにポストしています。

イーロン・マスク
「ドルの価値の破壊はどこまで進んでいるのか、と疑問に思う人もいるかもしれません。」


銀貨:金属貨幣の時代を表しており、実物の価値を持つ通貨。
銀証書:紙幣でありながら、銀と交換できることを保証する証書。
現行の米ドル紙幣:現在の法定通貨であり、実物の価値がなく信頼によって成り立つ
←「YOU ARE HERE」私達はここにいます
ジンバブエドルハイパーインフレーションにより価値が著しく減少した通貨。

弾丸:最終的には、価値がない通貨が崩壊し、暴力や混乱の象徴としての弾丸が示されている。
画像を見るとハイパーインフレによって価値が暴落した、ジンバブエドルと現行ドルの境目にいると示唆しているようです。

またこちらに関してもそんなのはありねぇ!といった否定的なコメントはあまり見られず、むしろ危機感を募らせているような反応が多々しめているように感じます。

リプ欄の反応
「次の通貨で価値を持つ金、銀、不動産などの資産を購入しましょう。」

連邦準備制度を廃止し、アメリカから中央銀行を永久に追い出せ。

中央銀行カルテルが次々と国家を破壊し、また新たに台頭する国家を破壊しに戻ってくるのはもううんざりだ。」


3,「アメリカは破産しつつある」あるのか?

米国の破産に警鐘を鳴らしているのはなにもイーロン・マスクだけではなく、レイ・ダリオやジム・ロジャース、ロバート・キヨサキ等警鐘を鳴らし続けています。

ではなぜアメリカは破産しつつあると述べているのか?根本的な理由は当ブログでは口酸っぱく伝えている米国債務です。

何度も言及しているので、詳しく言いませんが米国は35兆ドル弱の債務に膨れ上がり、債務残高対GDP比は120%です。

これは第2次世界大戦の莫大な戦費がかかる時期より更に大きい数字です。債務の増加に対してGDPが追いついてないという状況です。

更に追い打ちをかけているのが、債務に対する利払い費です。

9%まで急激に上昇したインフレに対処する為、FRB政策金利を5.5%に急上昇させた状況が続いてしています。

それに伴って利払い費も膨らみ、その利払い費を払う為にまた債務が膨らみと雪だるま式に債務額が膨れ上がっているのが今の米国政府の財政状況です。

以下のチャートはバンク・オブ・アメリカの試算した米国利払い費のグラフですが、2024年内に1.5%の利下げがあった場合(黄色)と利下げがなかった場合(水色)の利払い費です。

利下げがなかった場合(水色)は1.6兆ドルに増加し、例え1.5%の利下げがあった場合でも1.2兆ドルに膨れ上がるとしています。

先ほどのシバイヌコインのポストのニュース記事を見ると「利払い費が1兆1400億ドルに達し、徴収された全所得税の76%を占める」とあります。

つまり、支払った所得税の76%は社会保障、医療、国防などではなく、債務の元本の支払いでもなく、あくまでも債務の”利払い費”だけで消えていくことです。

汗水たらして働いて稼ぎ徴収される税金の殆どが利払い費に消えるとなれば、どう考えても危機的状況だと思います。

また、FRB金利を上げことで債券価格は下落し、多くの銀行が含み損を抱えています。

銀行システムを救うためにFRBは、2008年のリーマンショック時よりも多くの緊急融資を行っています。

左の青い山は2008年の危機時の貸し出しです。その小さな山がそうです。紫はCOVIDです。

そして、右の巨大なオレンジ/アクアマリンのモンスターが2023年の銀行危機です。

2008年よりもはるかに高いことがわかりますか?
https://x.com/balajis/status/1815516305740718369

「米国経済は何も問題ない」と言わざるを得ない立場の米国財務長官イエレン氏ですら「米国の財政赤字が今後どうなるのかを懸念している」と発言しています。

https://Twitter.com/financialjuice/status/1785318420721840626

(一応、米国は軌道修正はできると発言はしてますが)

著名な経済学者で元国際通貨基金IMF)チーフエコノミストのオリヴィエ・ブランシャール氏も次のように米国債務に関して以下のように警鐘を鳴らしてます。

米国が債務を抑制する前に事態が混乱し、制御不能になる可能性やBRICS同盟はこの機会を利用し、米ドルの代わりに地域通貨を貿易に利用する可能性があります。

「米国では、主要な赤字が非常に大きく、いかなる形でもそれを減少させる試みが全く見られないことを非常に心配しています」と述べ、ハウス・オブ・ローズ経済問題委員会に対して発言しました。

彼はさらに、「米国が苦しむと、これは世界の他の地域に影響を及ぼす」と付け加えました。


では、この債務問題をどうすば解決できるか?ですが

・生産性を上げるつつ支出を削る

・諦めてデフォルトする

・インフレによって債務を圧縮する(通貨の価値下落)

一般的にはこの生産性を上げるつつ支出を削る・諦めてデフォルトするの2つです。

例えるなら借金まみれのおじさんが1,000万円の債務を返済する場合、頑張って給料を上げ、無駄遣いを少しずつ減らすか、諦めて自己破産を選択するのに似ています。

トランプ氏が先日「生産性を上げることで債務問題を解決する」といような事を発言してましたが、これは・生産性を上げるつつ支出を削るに該当しますね。

ロバート・キヨサキ「トランプが再選で金、銀、ビットコインは上昇する」は実現可能か?

ただ、中央銀行の場合テクニカル的には無限に通貨を発行し、経済破綻を免れることが出来ます。

しかし、当然ながら通貨を発行すればするほど、インフレを引き起こします。

インフレとは物価上昇です。物価上昇とは通貨の価値が減少すると言うことです。

法定通貨の価値が減少すれば、相対的に国の債務負担は軽くなります。

なぜ、どこの政府もインフレ2%を目標にしているかといえば最も多くの債務を抱えている政府自身の負担を軽くする為です。

これが次章のドルの価値の破壊につながってきます。


4,ドルの価値は4年間で少なくとも25%の価値が減少している?

現在ドルは基軸通貨であり、最終的にはあらゆる物や通貨の価値がドル建てで測られます。

よく「ドル円が160円になった」「ドルが上がった・下がった」などと話されますが、それはドルが物や通貨の価値を測る基準であるからです。

ではそのドルは下がっているのでしょうか?

まず長期的な視点でみると1913年にFRBが創設されて以降、ドルの価値は下がり続けています。

流通するドルの数が増えるにつれて商品やサービスの平均価格が上昇し、ドルの購買力が低下しています。

1929年までに消費者物価指数(CPI)の値は1913年と比較して73%高くなりましたが、1ドルで買えるのはトイレットペーパー10ロール分だけになりました。

特に1971年にニクソン大統領が金本位制を放棄してから、通貨の更に急速に下落してます。以下はゴールドと法定通貨の比較したグラフです。

では最近はどうなのか?ですが、世界的パンデミックによる経済破壊を支える為に世界中で大規模なな緩和が同時に行われ、インフレは更に加速している状況です。

ドルの価値は2020年~2024年でわずか4年間で少なくとも25%の価値を失っています。

よく日本の実質賃金25ヶ月マイナス!と報道されていますが、米国もインフレによって購買力は下がっています。

更に元米国財務長官ラリー・サマーズによると金利上昇によるローン支払いの急増を含めると、ドルの価値は25%より減少していると警鐘を鳴らしています。

経済学者によるとFRBが創設されてから、ドルの価値は96%減少しつずけているという説もあります。計算式により数値は前後すると思いますが、概ね正しいでしょう。

また、日本では物価上昇に賃金が追いついてないと嘆いているのを見かけます。

ただ、賃金が物価上昇に追いついたところで現在の貯金の購買力が上がるわけではありません。

つまり、インフレによる通貨の購買力減少を回避するには、何かしらインフレに強い資産に変えて置く必要があります。

1970年代も現在のようにインフレと景気後退が同時に襲うスタグフレーションが発生し、いち早く通貨の購買力低下に気づいた投資家は金や銀でインフレから資産を守ることに成功してます。
https://silver-journal.com/elon-musk-america-is-going-bankrupt/


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金・銀ETF 以外の持ち株はすべて売って、どんなに安くなっても買ってはいけない空売りも厳禁。


暴落する時はあくまで”暴落”であって、それは一気に急落する、信用売りも仕掛けられないほどの暴落なんです。

言ってみれば、急勾配の坂を下る様な個人が信用売りでコントロール出来る様な代物ではなく、足元に突然大きな深い穴が開いて、真下に真っ逆さまに穴の中に落下する様な”暴落”なんです。

だから、暴落時に信用売りを仕掛けても、何しろ値が全然付かないのですから信用売りも約定する事はあり得ません。それほどの恐ろしいものなんです。

暴落の怖いところは、下がるだけではなく、その翌日は逆に値ごろ感を持った投資家が一挙に買いに殺到して反転暴騰して、今度は買いを入れても値が付かず、買い約定も出来ない・・・

そんな状況を総じて”暴落”というのです。


仮に暴落時に信用売りを仕掛けて”運良く”約定しても、その翌日は、逆に一気に全株全面暴騰し、日経平均で何千円も踏み上げられるのです。

そんな状況でも信用売りを仕掛けるのは、余程の”勇者”か余程の”資産家”か余程の”素人”なんでしょう。

ブラックマンデーの様な、又日経39000円からのバブル崩壊の様な ”暴落”はいわば一方方向の暴落なんていう代物ではなく、暴落と暴騰を日替わりで繰り返しながら株価が急落して行く、”ダッチロール”の墜落の様な”暴落”である事を是非理解しておいて下さい。


ネット系の個人投資家は 逆に行け行けドンドンの 横並び体質がありますので、一転暴落が起こったら、過去の暴落以上に売りが売りを呼んで、サーバーダウン等も相まって、過去の暴悪以上の凄まじい想像以上の暴落になると私は思ってます。


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レイ・ダリオ氏: 株式はゴールドのようなインフレヘッジにはならない
2025年2月18日 globalmacroresearch
https://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/60046

世界最大のヘッジファンドBridgewater創業者のレイ・ダリオ氏が自身のブログで新著『国家はどのようにして一文無しになるのか?』(仮訳)の内容を紹介している。

今回はインフレへの備えとしてゴールドと株式を比較している部分を紹介したい。

アメリカの債務危機

テーマは引き続きアメリカの債務問題である。コロナ後のインフレによる金利上昇で、大量に積み上げられた米国債には多額の利払いが発生しており、アメリカは借金の利払いを新たな国債の発行で賄っている。

そのためアメリカの政府債務はねずみ算式に増加する図式となっており、その結末としてダリオ氏は前回の記事でドル安やインフレ再燃は避けられないと予想していた。

レイ・ダリオ氏: 米国の債務危機でドルの大幅下落かインフレ再燃は不可避


要するに、国債の大量発行で買い手が不足し、米国債の下落を防ぐために中央銀行は紙幣印刷で国債を買わなければならなくなるが、それが紙幣の価値下落に繋がるということである。

ダリオ氏によれば、そうした紙幣の価値下落は日本では既に起きている。

レイ・ダリオ氏: 日本人は日本政府の低金利政策のせいで年間7%の資産を失っている


資産の逃避先

こういう状況では投資家はどうすれば良いのか。言うまでもないことだが、状況にいち早く気付いた投資家はゴールドなどの貴金属を買っている。以下は金価格のチャートである。

https://www.globalmacroresearch.org/jp/wp-content/uploads/2025/02/20245-2-18-gold-chart.png


ジェフリー・ガンドラック氏などは、ビットコインなどもアメリカの債務問題の恩恵を受けていると指摘している。

ガンドラック氏: ゴールドとビットコインの上げ相場は最近の下落でも止まらない


ビットコイン価格は次のように推移している。

https://www.globalmacroresearch.org/jp/wp-content/uploads/2025/02/2025-2-18-btcusd-chart.png


インフレと株式

さて、ここで気になるのが、紙幣印刷による紙幣の価値下落で金価格などが上がっているとすれば、株式はインフレヘッジとしてどうなのかということである。

そこで本領を発揮するのがダリオ氏の金融史研究である。ダリオ氏は新著において紙幣印刷で通貨の価値が暴落した歴史上の32の事例を研究し、その前後でゴールドや株式などの資産価格がどうなったかを表にしている。

事例にはアメリカの1971年のニクソンショックや戦後の日本、ギリシャ債務危機やトルコのハイパーインフレなどが含まれている。

事例によって結果は様々だが、少なくともすべてのケースで金価格は(その国の通貨に対して)上昇しており、コモディティ(エネルギー資源や農作物など)は大半のケースで上昇、株式はまちまちで、債券はインフレによる価値下落を考慮しない場合でも価格が下がることが多い結果となっている。

各資産のパフォーマンスの中央値は次のようになっている

ゴールド: 66%上昇
コモディティ: 49%上昇
株式: 3%上昇
国債: 2%下落

株式や国債は名目値ではほぼ変わらずだが、これは価値の下落したその国の通貨建てで見た数字なので、インフレを考慮するとパフォーマンスは更に悪いということになる。

紙幣の価値が下落する場合の資産価格

状況にもよるが、インフレの基準はコモディティだと考えると、ゴールドだけがインフレに勝ち、コモディティはインフレから資産価値を保持し、株式と国債はインフレに大幅に負けたということになるのだろう。

つまり、株式はインフレヘッジにはならない。

この中央値の結果は、アメリカの1970年代の物価高騰時代の現実と似ている。この時期には米国株はドル建てで考えればほぼ横ばいだったものの、物価が3倍になっているので、米国株の価値は実質的には3分の1になった。以下の記事で詳しく説明している。

レイ・ダリオ氏: 金利上昇の時代には株価は長期的に下落する
https://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/59903


そして同じ時期に金価格は数十倍に上がっている。他の銘柄の価格推移についても以下の記事を参考にしてもらいたい。

1970年代の物価高騰時代における貴金属や農作物の価格推移
https://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/35411



また、ダリオ氏は次のようにも述べている。

このような時期には、恐らくビットコインのようなデジタル通貨も恩恵を受けるだろう。

結論
このように、ダリオ氏の新著は前著『世界秩序の変化に対処するための原則』で語られた国家の繁栄から衰退までの長期サイクルのうち、衰退の部分を詳しくデータと計算で裏付けた内容となっている。

新著ももうすぐ出版される。前著の続きとなっているので、前著を未読の人はまずそちらから読むべきだろう。
https://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/60046


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レイ・ダリオ氏: インフレと通貨安で最後まで紙幣を持っている人々が大損する
2025年2月20日 globalmacroresearch
https://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/60143

世界最大のヘッジファンドBridgewater創業者のレイ・ダリオ氏が自身のブログで新著『国家はどのようにして一文無しになるのか?』(仮訳)の内容を紹介している。

今回は、政府債務の増加がインフレと通貨安に繋がった場合について語っている部分を紹介したい。

国家の衰退

ダリオ氏の新著は、繁栄した国家がインフレと債務増加で衰退してゆくまでのプロセスのうち、衰退の部分にフォーカスしたものである。

国家の繁栄から衰退までのサイクル全体については、前著『世界秩序の変化に対処するための原則』で解説されている。

前回の記事では、ダリオ氏は先進国の肥大化した債務がインフレや通貨安を引き起こし、中央銀行はそれを止めようとするが為替介入などは長期的な効果はなくやがて諦めると説明していた。

レイ・ダリオ氏: 通貨暴落を止めようとする中央銀行はやがて諦める


ダリオ氏のこの議論は未来の予想ではない。アメリカの前に覇権国家だった大英帝国やオランダ海上帝国などを含む歴史上の国家の衰退を実際に研究し、ほとんどのケースでそのシナリオを避けられないという歴史的事実を単に述べたものである。

だが現代のアメリカや日本だけがその運命を逃れられるという論拠が何か無い限り、日本やアメリカもおおむねその方向に進んでゆくと考えるのが論理的だろう。

通貨暴落のその後

通貨の暴落が止められないという状況は、アベノミクス以来日本円の価値がドルに対してほぼ半分になった日本の状況そのものである。だから予想どころか、それは既に起きている。

植田日銀総裁が長期的にはそれを止められないだろうというのも、恐らくその通りになるだろう。植田氏本人も恐らく分かっているはずだ。

さて、ダリオ氏が続いて説明するのは、中央銀行が通貨の防衛を諦めた後の話である。国債の発行が増加し、国債の価格が下落するが、中央銀行が紙幣印刷で国債買い入れを行えば急激なインフレになる。

中央銀行が通貨の下落を諦めた時点で通貨は大幅に下落しており、国民は輸入物価の高騰に苦しんでいるだろう(日本は既にそうなりつつあるが)。

だが国民の受難はそれだけではない。ダリオ氏は次のおように述べている。

この時点では、政府は資金繰りに困窮しており、多くの場合では資金を賄うために増税を行おうとする。

このような状況下で行われる増税とは、例えば資産税である。第2次世界大戦後の日本では日本国民の資産全体に対する課税が行われ、国民は資産の大半を政府に吸い上げられた。

それは戦争が原因だったわけではない。戦争によって生じた債務が原因だったのである。そして今の債務も結局はインフレか不況か増税で解決されるしかない。

資金の国外流出

この状況下では、政府も必死だが国民も必死である。ダリオ氏は次のように続けている。

個人や企業は増税の見込みが大きくなっていることを察知し、ますます資金を海外へ逃がそうとする。

だから政府は資本統制を実行し、資金流出を止めようとするが、その国や通貨から逃げようとする経済的圧力はあまりに大きく、政府はそれを止めることができない。

増税は資本統制と同時に実行されることが多い。資金の海外流出を止めるためである。

ここまで来れば政府と国民の本物の戦争である。元々政府がやってきた紙幣印刷や公共事業はそもそもそういうものだったのだが、インフレもそうだが、そういう政策の当然の結果が生じた後に国民は怒り出す。だが生じた後ではすべてが遅いのである。

ミレイ大統領: 政府は国民への納税の強要によって成り立っている


結論

ダリオ氏は、日本やアメリカの債務の状況が歴史上何度も起きてきた上記のシナリオに繋がる可能性が高いと考えているらしい。だから以下の記事のような議論もしている。

レイ・ダリオ氏: 政府による資産没収に備えてゴールドなど没収されにくい資産に投資せよ
20世紀の大経済学者フリードリヒ・フォン・ハイエク氏が『貨幣発行自由化論』で次のように述べていたことを思い出したい。

ハイエク氏: 現金給付や補助金はそれを受けない人に対する窃盗である


一般的な理解が不足しているために、紙幣発行の独占者による過剰発行という犯罪はいまだ許容されているだけではなく称賛さえされている。

インフレで預金の価値が無になった後に更に資産没収されるとすれば、散々ではないか。だがそんなことは歴史上何度も起きている。それがこれまでのインフレ政策の当然の結末なのである。
https://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/60143


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金3,050ドル史上最高値!トランプ大統領令で金,銅が重要な鉱物へ等10の金銀関連ニュース【3月】
2025年3月28日
https://silver-journal.com/2025-3/

1,ゴールド、シルバーに関するニュース等

1,金3,050ドル、銀34ドルまでの価格上昇
貴金属投資家の方であれば既にご存知かと思いますが、金は史上最高値を更新し続け遂に3,000ドルの大台に乗りました。

一時は3,050ドル付近まで上昇し、現在は週末に下落しているものの3,022ドルを維持。

1,000ドル、2,000ドルなどの大きなキリの良い数字は「ラウンドナンバー効果」市場心理により、買い圧力が強まり、上昇トレンドを後押しする傾向があります。

過去の市場が現在もそのまま反映されるとは限りませんが、過去金が1,000、2,000ドルに到達した際はその後急激に上昇しています。

そして、1970年の初めから$1,000/ozに達するまで9,608取引日(約38年)

$2,000/ozに達するまで3,107取引日(約12年)

$3,000/ozに達するまでわずか1,155取引日しかかかりませんでした。(約4.5年)

https://x.com/KrishanGopaul/status/1902015683174494496

このように徐々に上昇ペースが加速しています。厳密に言うと上昇しているというより、通貨の価値下落ペースが加速しているのですが。

貴金属専門家の中には今後数ヶ月、1,2年以内に4,000ドルは軽々超えるだろうと予測する方もいますね。

一方銀も金と同様に上昇し32.5ドルの抵抗線を超えてから、急激に34ドル前後まで上昇しています。


32.5ドルが重要な抵抗線というのは間違いなさそうですね。

→銀は32.5ドルの抵抗線を突破!今後の銀価格予想と44年で形成された”カップウィズハンドル”とは?

ただ、一方で上昇後の下落は金よりも激しく、現在は33ドルまで落ちています。


2,COMEX保管される金が過去最高の1280トンに増加

ここ最近海外主要メディアでも報道されますが、米国COMEXに金が大量に輸入されています。

去年12月から大量の金流入が始まり、1月がピークだったのですが2月中旬あたりからはペースがおちていました。

ただ、ゼロヘッジによると再度COMEXへの金流入ペースが再度増加しているようです。

ゴールドが過去最高値を更新する中、Comexでの引き渡しが突然急増し、実物への需要が再び高まりを見せ、保管されているゴールドは過去最高の1280トンに達しました。

価格の上昇とComexの保管ゴールドの記録的な増加との間のフィードバックループは、何かが崩れるまで続きます。

https://x.com/zerohedge/status/1902148584671465889

トータルの金保管量は過去最高の1280トンに達しているようですね。

一体誰がこの大量の金を購入しているのか?表向きには関税利益を得たい、銀行や投資家らが関税前に大量に金を輸入しているとメディアは報道しています。

しかし、貴金属専門家でもあるEricさんの推測では

「米国COMEXに金が大量に入っているのは米国政府が大手銀行等を通じて、ロンドンから金を移送させているのではないか?」

という推測をしています。


この話”だけ”を聞くと意味が分からないと思いますが、以前からトランプ氏がFRB理事に指名していたジュディ・シェルトン氏の金兌換国債の話や

→米国上院議員,FRBの金を再評価&100万ビットコイン購入する法案を提出した意図は?

最近マスク氏やトランプ氏が突然50年監査されなかったフォートノックスを連呼していた点

→金2,800ドル超え最高値更新、LBMAからCOMEXの金庫に大量の金と銀が流入など7つの金銀ニュース【2月初週】

ベッセント財務長官が就任直前にわざとらしく金に強気発言している点

→次期米財務長官スコット・ベッセント氏「金は私の最大のポジションである」しかし金が下落した3つの理由は?

暗号通貨大国にすると良いつつトランプ公認の金銀を販売している点

→トランプミームコインが70倍上昇から40%の暴落。そして"トランプ純金紙幣"を販売。これらの意図は?

他にも点はありますが、様々な背景情報を鑑みると米国政府が金を運ばせているという推測は可能性があると思います。


3,COMEXへの銀の増加ペースは金よりも凄まじい

そして、金ばかりに注目が集まっていますが、実は銀の方がCOMEXに入っている流入ペースは急増しています。



別の日、またしても実物金への争奪戦が続き、Comexの金が過去最高の4160万オンスに達しました。
しかし、今の本当の動きは明らかに銀にあり、前例のない引き渡し争奪戦によって銀の総量も過去最高を記録しています。
近日中の価格変動に期待してください。


金は最高流入ペースから減少していますが、銀は現在も流入ペースは減少しておらず、貴金属専門家によっては金は目くらましで実は銀が本命だとする方もいらっしゃいますね。

というのも金に関しては世界中の中央銀行が金現物を保有しているので、もしLBMAの金が枯渇しそうになれば、金を貸し出すことは可能です。

一方で、中央銀行は2014年以前、多くの中央銀行が銀の保有を減らし、現在の保有量は非常に少ないとされています。

これは、金と比べて銀が金融危機時の信頼性や流動性で劣るためと考えられます。

つまりもしLBMAの銀在庫が不足した場合、貸出しすることができず、銀市場が崩壊するという予測です。

以下は3月に公開されたばかりのLBMAの金、銀の在庫量です。


金も減っていますがまだ枯渇しそうなほどではありません。

貴金属専門家によっては、これほどCOMEXに大量に金が輸出されているのに、金の在庫が大量にあるのは既に中央銀行などから金を借りているからだという推測もあります。

一方、銀は金よりも減少ペースが激しく、もしこのままの流出ペースが続けばどこからも借りることが出来ず、LBMAの貴金属の支配権がCOMEXなど他の貴金属市場が台頭する可能性はありそうですね。

そもそも金属を採掘できる国からすれば、金属が採掘できないロンドンが未だに支配権を握っているのは不服かもしれませんね。


4,銅が史上最高終値を記録


https://x.com/Barchart/status/1903270352551047301

金も史上最高値で注目を集めている一方で、銅も史上最高終値を記録しています。

銅価格の上昇は銀の価格上昇要因でもあるので、貴金属投資家は銅価格に関しても注目するべきです。

貴金属専門家であるジェシーコロンボ氏の分析では、金や銀と同様に銅に関しても強気相場の形成しているとされています。

銅の月間チャートでは上昇三角形が形成されており、これが抜けると強力な強気相場が始まり、銀もそれとともに上昇するだろう。


ジェシーさんのブログでもより詳細な分析が解説されています↓

https://thebubblebubble.substack.com/p/copper-is-on-the-verge-of-a-bull

要約すると、銅に関しても上昇要因が整いつつあり、銅は三角形パターンを抜け出した後25%急騰し、現在は重要な5ドル~5.20ドルの抵抗ゾーンのすぐ下にあります。

このゾーンを突破すれば、本格的な強気市場が始まるはずで、もしそうなれば銀に関しても銅につられて価格が上昇するだろうとのこと。


5,米国に今後数週間で、10万~15万トンの銅が流入予定


金と銀が関税によって価格が上昇するのでは?という推測がありますが、同様に関税の為に米国に銅が集まっています。

米国は、今後数週間で、10万~15万トンの精製銅が米国に到着すると予想されています…

ドナルド・トランプ米大統領による潜在的な関税を先取りしようとする世界的な動きが最高潮に達する中、大量の銅の流入に見舞われようとしています。


https://www.bloomberg.com/news/articles/2025-03-19/tariff-risk-unleashes-record-copper-shipments-bound-for-us-ports


6,トランプ大統領令で金、銅などの重要な鉱物の国内採掘を促進へ


先日、トランプ氏の大統領令で金、銅などの重要な鉱物の国内採掘を促進するような内容が発表されました。

https://www.whitehouse.gov/presidential-actions/2025/03/immediate-measures-to-increase-american-mineral-production/

内容を一部抜粋すると↓

現在、国家および経済の安全は、敵対的な外国の鉱物生産への依存によって深刻に脅かされている。

国家安全保障のために、アメリカ合衆国が国内の鉱物生産を可能な限り促進するための即時行動を取ることが不可欠である。

「鉱物」とは、30 U.S.C. 1606(a)(3)で定義される重要な鉱物、ならびにウラン、銅、カリウム、金、および国家エネルギー支配評議会(NEDC)の議長によって決定されるその他の元素、化合物、または材料を意味する。

ウランや銅などはエネルギーに関連する鉱物なので分かりますが、金に言及しているのは興味深いですね。

世界一の暗号通貨大国にする、米ドルの基軸通貨は今後も維持するとしながら、金を重要鉱物として生産量を増やすのは一見すると矛盾するように見えます。

ただ、現在世界中の中央銀行が金を史上最速ペースで購入している現状で、もしどこの国も暗号通貨を利用せず、米ドル離れが進み続け、金の生産量が少ないままであれば、米国だけが取り残されることになります。

私の個人的な予測ですが、トランプ大統領がなんども「米国を暗号通貨大国にする」と発言しているのはむしろ暗号通貨の価値を下げる為のようにも見えますね。

現在、世界中の中央銀行が金を買っている理由の1つとして、米国による制裁です。

もし、米国が世界一の暗号通貨大国になった場合、何かしらの形で暗号通貨の制裁が加えられる可能性があるということです。

暗号通貨の分散型という性質を考えると、制裁の効果は米ドルよりは限定的である

ブロックチェーンは全ての取引記録が公開され、米国は自国内の暗号通貨取引所やウォレットプロバイダーに対して、特定の国や組織(制裁対象)との取引を禁止する規制を設けることも可能です。

先日の意味不明なトランプコインが暴騰、暴落している点からしてもあえて暗号通貨の価値を下げているように行動しているように見えなくもないです。

話は金に戻りますが、米国で金の生産量が増えるとなれば金価格への影響です。

単純に考えれば米国内での金生産量が増えるのであれば、供給が増えることになるので価格は下落する傾向があります。

ただ、一方で大統領令が金や銅を「重要な鉱物」のを見て、「米国政府が金、銅を重要だとみなした」と需要が増加し価格が上昇するシナリオも考えられます。

とは言え、国内採掘を促進したところ明日あさってに急に金の供給が増えるわけではなく、鉱山の開発には数年以上かかりますし、実際どれだけ採掘量になるのかも分かりません。

ちなみに2024年アメリカの金生産量160トンは、世界の3,300トンの4.85%。

銅は110万トンで世界の2,300万トンの4.78%。

貴金属専門家のデビッド・リー氏は以下のように述べています。

トランプの大統領令で鉱物生産が増える話が話題になっています。

間違いなく、これにより鉱山の採掘と処理が優先され、鉱山の開発がより容易になります。

しかし、鉱山の開発には数年かかるため、たとえこの取り組みがあっても、2030年代初頭までに鉱物が採掘されることを期待するしかありません。

しかも、別の大統領や議会がこの取り組みを覆さないという前提です。

短期的には、これが鉱業セクターに利益をもたらし、セクターへの資本流入を促します。

将来性のあるプロジェクトは資金調達が容易になり、規制のハードルも低くなります。

また、(特に米国でプロジェクトを持つ)低PERの鉱業株にいくらかの刺激を与えるかもしれません。


まさにその通りだなと思います。米国で開発プロジェクトを持っている鉱山株は確かにプラスになるかもしれませんね。


7,多くの中央銀行が「国内の採掘源から直接」金を購入している:ワールド・ゴールド・カウンシル


多くの中央銀行が「国内の採掘源から直接」金を購入している中央アジアラテンアメリカ、アフリカ、東アジアの多くの国で見られてきました。


金の重要性に気付いたのか採掘国が他国に金を流すのではなく、自国の為に金を蓄える動きが出ているようです。

今後、金が重要な資産になった時、非採掘国は不利な状況のおかれそうですね。


8,貴金属専門家ジェシーコロンボ氏「銀は1オンスあたり数百ドルまで上昇の可能性」


ジェシーさんのXのポストでは銀が今後、1オンスあたり数百ドルまで上昇の可能性があるとしています。




現在が33ドルですので、100ドルになれば3倍、300ドルであれば10倍もの上昇です。

これだけの上昇率を聞くと「ありえない」ように感じるかもしれませんが、1970年代のスタグフレーション期には30倍に上昇したこともありますし

→今の下落相場は1970年代のスタグフレーションに近い?金、銀が暴騰後に暴落した理由。

むしろ、現在の方が価格上昇要因は多いです。

以下はなぜ銀が上昇するのか?ジェシーさんの記事の要約です。


金との関係
金は過去1年間で大きく上昇しており、歴史的に銀は金の価格に追随する傾向があります。
金が上昇するほど、銀が現在の低価格にとどまるのは難しくなり、上昇圧力が高まります。

技術的なブレイクアウト
銀は最近、32〜33ドルの抵抗ゾーンを突破し、さらに34〜35ドルを抜ければ強気市場が始まる可能性があります。
これが価格急騰のきっかけとなるかもしれません。

ユーロ建ての銀価格
ユーロ建ての銀価格が30ユーロを突破し、新たなサポートを確立しました。
32ユーロを超えれば、さらなる上昇が期待されます。

200日移動平均線
銀は上昇トレンドにあり、200日移動平均線がその上昇を裏付けています。
Synthetic Silver Price Index (SSPI)

金と銅の価格に基づくSSPIが重要な抵抗ゾーンを突破したことで、銀の大きな価格変動が近いことを示唆しています。

長期的なチャートパターン
銀は20年間のトライアングルパターンやカップ・アンド・ハンドルパターンを形成しており、これらが1オンス数百ドルへの上昇を示唆しています。

金対銀の比率
現在の金対銀比率は88ですが、歴史的平均は53です。
この比率が平均に戻れば、銀の価格は大幅に上昇する可能性があります。

インフレ調整後の価格
1980年のインフレ調整後の価格は196ドル、2011年には71ドルに達しており、現在の33.87ドルから見ると上昇余地が大きいです。

マネーサプライとの比較
銀の価格がM2マネーサプライの成長に追いついていないため、強力なラリーが起こる可能性があります。

供給と需要
過去5年間、銀の需要が供給を上回り、2024年には1億8200万オンスの不足が記録されました。この需給ギャップが価格を押し上げます。
ショートポジションとショートスクイーズ
貴金属銀行の大量のショートポジションが存在し、価格上昇時にショートカバリングが起これば、ショートスクイーズで急騰する可能性があります。

経済的要因
米国のリセッションリスクや金利引き下げ、量的緩和の再開が予想され、これが銀と金の価格を押し上げる可能性があります。
もちろん、元記事はさらに詳しく解説しているのでぜひご覧になってください。


9,FOMCで失業率とインフレ予想を共に引き上げ。スタグフレーション兆候か?


先日のFOMCでは、2025年の経済見通しについて以下のように発表されました

失業率の予想を引き上げ:雇用状況が悪化する見込み

インフレ率の予想を引き上げ:物価が上昇する見込み

GDP成長率の予想を引き下げ:経済成長が鈍化する見込み

https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2025-03-19/STDU1WDWRGG000

FEDはトランプ経済政策のせいで、経済見通しの不確実性が増したと指摘しています。

また「リセッションの確率は上がったが高くはない」としています。

ただ、インフレ率が9%まで急上昇する前、FEDは「このインフレは一時的である」としてましたが、結局はインフレ率は急上昇しています。

そして、2024年5月パウエル議長は「スタグもフレーションも見えない」と述べ、スタグフレーションの兆候が見られないとの見解を示していたのにも関わらず、今回のFEDの予測はスタグフレーションを示唆しています。

果たしてリセッションの”確率は高くない”のでしょうか?

ちなみにガンドラック氏は今年のリセッション確率は60%と見積もっているようです。

ガンドラック氏は、金は4,000ドルに達するだろうと述べている。また、景気後退の可能性は60%としている

https://www.marketwatch.com/story/golds-going-to-reach-4-000-says-gundlach-he-also-puts-recession-probability-at-60-36b3f772


10,シルバースクイーズ2.0勃発か?

3月31日、銀を購入しましょう 価格統制を取り戻し、銀行を破綻させましょう。情報を広めてください。誰か参加する?


https://Twitter.com/TheSqeakyMouse/status/1903477467022528779

金属投資家のMouse氏がみんなで銀を買ってショートスクイーズを引き起こそうぜというような呼びかけをしています。

けっこうな数の貴金属投資家が賛同しているようですね。

大手銀行などが銀のショートポジションを大量に保有している中、銀を購入することでショートスクイーズを引き起こした場合、銀行に大きな損失が発生します。

そして、借りた銀を買い戻すには高値で購入する必要があり、価格が上がるほど損失が膨らみます。

簡単に言えば銀価格は暴騰するということです。

ゲームストップやニッケルのショートスクイーズでは実際に価格は暴騰しており、ショートポジションを保有していたヘッジファンドは大きな損失が発生しています。

一方でシルバースクイーズが発生すれば銀行や規制当局がその動きを「市場操作」とみなし、責任を個人投資家に押し付ける口実を与える可能性があると主張しています。


特定の日にシルバーを吊り上げないでください。銀行はスケープゴートを求めています。それを与えないでください!
今、最初の#シルバースクイーズを達成するためにシルバーを買う必要はありません。私たちは今、ホールド(保持)の段階にいます。
この市場を理解していない初心者たちに一斉に買うことを奨励して、やる気を失わせたり、損失を出して売却させたりする必要はありません!
また、小売業者にプレミアムを引き上げる日を教えて、彼らが我々の財布に寄生的な触手を伸ばす機会を与える必要もありません。
真相はこうです。貴金属銀行はピーター(小売投資家)を搾取してポール(産業界)に支払ってきました。つまり、再担保化(Rehypothecation)です。
ゲームが終わるのは、産業界が「必要なときに後で#シルバーを受け取れる」と信頼できなくなり、将来ではなく今すぐ現物を受け取ろうとするときです。
これは、グループが一丸となって保持し、産業界に対して「我々は今のような売り方はしない」と伝えることで達成されます。
エイプ(投資家)はホールド。
銀行は屈服。

https://Twitter.com/rWallStreetSilv/status/1903533133867155681

確かにシルバースクイーズ運動により価格が大きく変動した場合「個人投資家らのせいで」市場が不安定になったという言い訳を与えることになる可能性はありそうですね。

個人投資家の呼びかけではないですが、2022年のニッケルショートスクイーズ2営業日で最大250%の上昇。

異常な価格変動を受け、LMEは3月8日にニッケル取引を緊急停止しています。さらに、同日に行われた取引をすべてキャンセルするという異例の措置を講じています。

どちらの意見も理解できますが、果たしてどう動くでしょう?
https://silver-journal.com/2025-3/

 

▲△▽▼
 

異常なゴールド/シルバー比率が示す“暴騰前夜”(【隠れた富への鍵】シルバー投資の秘密を探る その327)
ぎんぎつね  2025/06/03 
https://www.youtube.com/watch?v=_NjCM7mPHA4

 

現在、ゴールド/シルバー・レシオ、つまり金1オンスに対して何オンスの銀が必要かを示すこの比率が、異常な水準で推移しています。過去2か月にわたって、その値はおよそ100前後を維持。これは、金1オンス分の価値を得るために、銀を100オンスも必要とするという意味です。
この比率がここまで高騰するのは極めて稀であり、歴史的にも例外的な事態です。市場ではあらゆる可能性が起こり得るという前提があるものの、このような極端な比率の継続は、従来の需給理論では説明がつかないとする声が強まっています。
銀の年間採掘量は金のおよそ10倍に達しますが、実際に地上に保管されているストック量で比較すると、銀は金に比べて圧倒的に少ないのが現実です。にもかかわらず、価格面では金に対してこれほどまでに劣後しているのです。
この異常なレシオは、単なる数値上の問題ではありません。市場における価格形成そのものが歪められている可能性を示唆しています。供給要因だけではなく、価格を抑え込む強力な力が背後に存在している――そうした疑念が、今、より現実味を帯び始めています。
【タイムテーブル】
00:00 オープニング
01:28 1.銀価格抑制の黒い歴史
03:27 2.ティッピング・ポイントの記憶
05:40 3.再び訪れる“転換点”の兆候
07:41 4.ドルという火薬庫
09:31 5.通貨危機とインフレの真実
11:32 6.カウントダウンはすでに始まっている

 

▲△▽▼

 

銀が火を吹く日:300ドルへの爆発シナリオとは?(【隠れた富への鍵】シルバー投資の秘密を探る その323)
ぎんぎつね  2025/05/17 
https://www.youtube.com/watch?v=sYJCha7XC8A

 

「銀が1オンス300ドル?」
一見すると荒唐無稽なこの数字。しかし、世界の著名なアナリストたちは今、それが夢物語ではなく、現実の可能性として議論し始めています。
金融の信認が揺らぎ、歴史的な価格比率が崩れ、投資家の注目が“金”から“銀”へと移る中、かつてない動きが始まろうとしています。
これは単なる価格予測ではありません。通貨、信頼、そして経済の根幹に迫る、新たな物語の序章です。
今、銀は眠りから目覚めようとしています。私たちはその瞬間に立ち会っているのかもしれません。

【タイムテーブル】
00:00 オープニング
00:49 1.爆弾発言「銀300ドル」の衝撃
02:03 2.金銀比率の異常と銀の過小評価
03:58 3.チャートが告げる“歴史的ブレイクアウト
05:38 4.銀に殺到する民衆──通貨需要と恐怖の連鎖
07:33 5.実物vsペーパー──銀市場に忍び寄るショートスクイーズ
09:22 6.億万長者の行動──1,270万オンスの衝撃
10:52 7.供給制約と景気減速が引き起こす“地殻変動
12:30 結論──銀は本当に300ドルへ向かうのか?